「たった一人でもいい!!助けられる可能性があるのなら、
私はそれに全力で立ち向かいます!!」

概要

膝まで届く程の黒く長い髪、そして左右に飛び出た獣の耳の様な髪型が特徴的な少女。
普段は北部の山の中にある『天悼神社』で居候と言う形で生活をしている。
日課で体力を付ける為に毎日トレーニングを欠かさず行っている。その為見た目によらず身体能力は高かったりする。
また、知らない人と交流する時にに渡した手製の人形をプレゼントした際、いい関係になった事が切っ掛けで自分や
知り合った人を模した人形を作る事が趣味になっている。因みに人形の中に護符などの魔術的な加護が入っていたりする為
一種のお守りの様な物でもあったりする。

第4次聖板戦争で発生した擬似大聖板の暴走を食い止めるべく、人間としての存在を犠牲にして手に入れた
『キズナ』と呼ばれる超越した存在を使い人々を救おうとした。
結果は散々なもので知ってる人、知らない人を含め多くの人々が死んでいった。
人々の死を目撃した彼女は自分の持つ力では皆を守る事は出来ないと感じ自信を無くしていた。
並行世界から帰った後も彼女は悩み続ける。
どうすれば皆を守れるのか、力があれば守れるのか、何をすればよかったのか・・・
そう思いつつ、いつもの日常を過していた。

その後、学園内で『黒咲 椿』と言う少女に出会い、彼女が自分から作られたクローン、梓姫である事、
彼女が自分以上の境地を経験している事を知り、そんな経験をしている彼女が今も笑顔で困っている人を
相談する程の行動力を見せている事に驚きを隠せないでいた。
彼女は自分のせいで沢山の仲間を殺してしまった事を悔やんでいたが、彼女達の為にも今生きている自分の命を
他の人達の為に使う事で償おうとしている。勿論せれで償えたと思っていないがそれでも彼女は彼女なりの
意思を貫いている事に彼女の強い意思を感じた。
それから椿と同じ梓姫達と出会い、彼らの生き方、自分をもう思っているのかを聞き、
自分なりに答えを見つけようとしていた。

そんな中、彼女の知る青年が自分の力に飲まれ暴走してしまい、彼女は彼を助ける為に行動する
オーダーの警告を無視しながら。
結果、彼女は意識不明に陥るほどの大怪我を負ってしまい、数日間生死の境を彷徨う事になる。
意識を取り戻し、安心した仲間から気分転換に近くにある温泉郷に行く事になった。
そしてそこで『峯岸 縡祢』と言う少女に出会い、彼女が前回自分の答えを聞いたあの『縡ノ葉』だと言う事を知った。
自分はあの答えを全然やれてない事に失望しているのかと持っていたが、彼女はそこは気にしていない様であった。
ただ、今の自分が道を踏み外しかけている、無理はしてはいけないと言われ自分を宥める様にも見えた。
縡祢の言葉を噛み締め、前を進もうと彼女は動き出す。

性格
素直で優しくちょっと臆病ではあるが困った人が居たら見過ごす事が出来ず首を突っ込んでしまう程の
正義感が強いのだが、その性格と人間の悪の部分を余り知らないせいでよく騙される事たり周りに
振り回されている事にも気付かない程の純粋な子である。
友達や知り合いには積極的に話したりするが、見知らぬ人には余り喋れず人見知りと思われる節がある。
現在は前回の聖板戦争の影響か自信が無くなっていたが自分を元に作られた梓姫達と出会った事から、
再び自身を取り戻し行動を起こす様になり、精神的にも強くなりちょっとやそっとじゃ傷つかない
強い子に成長している。

一人称は私、二人称は貴方 親しい人には○○さん、○○くん、○○ちゃんと呼んでいる。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
この戦いでの被害を未然に防ぎ、自分の力で助けられる可能な限りの人々全力で助ける事を意思として行動している。

しかし、『全て』を助け出す事は不可能である事は彼女自身が経験しており、分かっている事であった。
けれど、その中からでも助けられる『可能性』があるのならば彼女はそれを全力で行おうと思っている。
勿論、無茶をすれば仲間に心配をかけてしまうので状況をきちんと判断して行動はしている。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
妖狐の力を利用した高い身体能力とカムイや陰陽術などで編み出した高速発動可能の呪術を主体にする事で、
遠~近距離全てに対応出来るオールランダーであり、スピードを活かし近接と遠距離の交互に切り替えて相手を
かく乱させる攻撃を得意とする。
また、式神を足止めをさせつつ自分は遠距離からの支援に徹したり、自分も戦闘に参加し式神と連携を取る事も出来る。
妖狐の高い能力のおかげでサーヴァントとの戦闘が可能になるが余り期待は出来ないものの、彼女のサーヴァントとの
連携を行う事で最大限の能力を発揮出来る様になる。
カムイを手に入れた事で、貧弱だった攻撃面が向上しており、翔威を使う事で手数を増やす事が可能になっている。
更に神明・葛葉《しんめい・くずは》や神明・天凪《しんめい・あめなぎ》などの高い威力を持つ術を使える様になり、
可能であればサーヴァントすら倒す事も可能になっている。
大抵の人間は圧倒できるが彼女の性格上、人間に対しては人助け以外では妖狐の能力を使うことは無い。あるとしたら
自分と同等、それ以上の相手で無いと使う事は無い。
パートナーについてどう思っているか
何時もは家でゴロゴロとだらしないが突然付いて来たり、意味の分からない指示を出し来る不思議な子だと思っいる。
ただ、そう言う事がある場合必ず何かが起こっているのは気のせいなのだろうか?
台詞の例
「私のこの力は殺める力でも壊す力でもない・・・皆を守る為の力です!!」
「大丈夫です、あの時の様な無茶はもうしません」
「私には仲間が、友達が居る。だから今、私はここに居られるんです」
「もうやめよう紅葉ちゃん・・・騙した事は気にしてないから、だからまた今まで見たいに仲良くしようよ」
式神設定
黒(くろ)

無表情で前髪で顔を隠した黒狐の女の子。
実を言うと彼女は第一次から経験している実力者で数々の修羅場を潜り抜けた猛者である。
性格は冷静沈着で仲間思いがある面もある。周りの状況を正確に判断し適切な行動を行う事が出来る。
表情を出さなければ声も出さない為、仲間からも何を考えているのか分からない様と言われているが
本人は気にしていない。
元々は野生で狐の世界では武神や英雄として知られており仲間の狐を守るために庇命を落とすが、
自分が死んだ事に気付いておらず彷徨っていた所、神様の居ない神社に住み着き結果的に
その神社を守っていた為か稲荷神の様な扱いにまで上り詰め様としていた。
第一次聖板戦争時に葛の葉の霊狐として使役させた後は彼女の為に戦う事になる。黒自身は地位等には興味が無く
自分を仲間として受け入れてくれた葛の葉に忠誠を誓っている。
その後、第2次聖板戦争終了時、葛の葉に「梓希を守る」様に言われ第3次の間姿を現す事はなかったが
常に梓希の側にいた。
式神になり漸く姿を現し彼女の実力を見つつ見守っている。
因みに担当は近接戦闘であり術等は扱えず薙刀や弓などの武器による攻撃がメインである。
また、戦闘技術が高く下手なサーヴァントよりも強かったりもする。倒す事は難しいが
時間稼ぎ程度なら十分な働きをしたりする。
ステータス的には
腕力D 耐久D 俊敏D 魔力E 幸運D


白(しろ)

おどおどした表情を見せ、白く輝く髪を持つ白狐の女の子
性格は物静かで臆病な面もあるが真面目で優しく何所と無く葛の葉と同じ印象を持つ。
それは彼女がその葛の葉と呼ばれるサーヴァントの体を奪い情報収集の為だけに作られた
本来存在するはずは無い人口の魂だからである。
人と言っても実際にはサーヴァントにより作られたのだが、葛の葉の体を通して彼女の
空っぽの魂の中に少しずつ自我が目覚めていったのだった。
体を取り戻す為に梓希に体を借りた葛の葉との戦闘で完全に覚醒し戦いを拒んだ。
その後の彼女を作り出したサーヴァントは命令を拒絶した事に怒り腹いせに梓希(葛の葉)に
攻撃をするがそれを彼女が防ぐ、その行動に驚くサーヴァントの隙を付き攻撃するも相打ちに
終わり葛の葉の体と共に消滅する筈だったのだが、葛の葉が寸前の所で彼女の魂を回収
する事に成功したのだが魂を抜き取る術自体未完成だった為葛の葉やこれまで遣って来た一部の記憶を失ってしまう。
その後、霊狐の体と「白」言う名前を貰う。
担当は弓と葛の葉の体に入っていた際に扱ったノウハウを活かした呪術による遠距離攻撃である。
一応ではあるが近接戦闘も出来る万能タイプだったりする。
ステータス的には
腕力E 耐久E 俊敏D 魔力C 幸運B
絆‐Link‐の所有能力
+追感霊線‐Line‐ 概念:位置
繋がった相手の位置を示す線が出る。これは相手や物を頭に描く事で発生するのだが、
その際、違うものを考えてしまうと其方に向いてしまう事がある

+憶感天書‐Memorize‐ 概念:記憶
書く、見る、聞いたものを繋ぎ記憶する。この記憶はどの様な記憶の消去、改竄を受け付ける事はない。
また、身体的技術なども記憶することが可能である。

○繋霊開行‐Drive‐ 概念:連鎖
連鎖的に繋がる事でその効果を倍加する。

○憑依転身‐Soul Link‐ 概念:融合
他者の魂と繋がる事でその者の力と能力を得る。ただし、単純な魂では時に発揮出来ず逆に弱体化してしまう。
その上長時間この状態が続いた場合、魂の同化が始まってしまう。

○天現転身‐Link Overdrive‐ 概念:融合
信頼性の高い二つ以上の魂と繋がる事で規格外の力を得る。ただし、魂の同化する時間は憑依転身よりも更に短い。

+常時発動型 ○任意発動型

常時発動型は自分では制御できず勝手に行われてしまう能力で憶感天書の様に便利なものもある。
任意発動型は主に戦闘での使用されるものが殆どである。
特に転身関連は過去に参加していた葛の葉の戦闘を元に作られている。
魂の同化は直ぐに行われるものでなく特定の時間を経過すると発生するものでそれの指定時間以内なら
転身を解除すれば影響はない。
時間に関しては憑依転身の場合は10分間、天現転身の場合は3分間である。また、
転身を解除した場合、再転身までに5時間程掛かる為扱いが難しい。
もし、魂の同化した場合、同化した魂の能力を自分のものにする事ができ、
更に時間無制限で同化した魂の能力を使う事が出来る。
この様にメリットもあるのだが同化した魂は勿論消滅し、死ぬよりも最悪の最後を迎えてしまう。
また、サーヴァントクラスの魂になると逆に精神を奪われ自分が消滅すると言うデメリットもある。
しかし、精神を奪わない程の信頼関係がある場合はその力を扱う事も可能になる。
この他にも命名されていない能力の一つに拘束術に対し高い効果を発揮する力がある。
概念共鳴《Link Drive》設定
賢者イデア・ルーシュ・ベルフェゴールがクローンを作る際に行ったLinkの能力分析の際に偶然発見した 概念への繋がりそれを干渉し能力して扱うLinkの新たな定義となっている。
とりあえず名前が居ると言う事で発見者である彼女の名前を取ってIdea Link(イデアリンク)と名付けているが、
以前まで使っていた葛の葉のと繋がりを示す儀霊転身の名を借り、概念共鳴《Link Drive》と言う名に変えている。

-概念共鳴の特性-

概念に干渉する事で様々な現象、効果を引き出す事が可能。
しかし、概念には様々な意味も含まれているため使用者の解釈によっては強力な効果へと変わったり、逆に微妙な効果にも なる。その為使用者にも色々と技量が必要となる。
概念一つでも効果があるが2つの概念を組み合わせる事で違う概念へと変える事も可能。組み合わせ次第では所得していない 概念を使用することできそのまま取得する事も可能である。

-概念の取得-

概念へのLinkは簡単なものではなくその概念をどう理解するか、どう作用するかなど条件は様々で扱う概念が強力なものであれば 条件は難しくなる。ただし一度取得してしまえばいつでも扱う事が出来る上、同じ能力者同士ならば交流をする事でその概念への 理解が進み、取得出来る可能性が高くなる。

因みに最も取得しやすい概念としては『火』『風』などの属性として扱われるものがそれに入る。魔術でなどで扱われるものは 基本的に取得しやすい傾向がある。
また、以前まで使いていた初期型のLink能力である追感霊線や憶感天書なども概念共鳴だった事が分かり、 無意識による概念の所得も可能である事が判明している。
ただし、これは日常で行われるものが多く実戦で使われるものは少ない。

-概念共鳴使用時における負担-

概念にもランクがあり高いほど世界に干渉する程の力を持つ逆に低ければ対して影響も無い強化程度のものまで様々であるのだが ランクが高ければ高いほど使用者掛かる負担は大きくなり最悪死を招く可能性もある。また、負担が少ないとしても複数の相手に 使用した場合、そのLinkした数に応じて負担が大きくなるので注意が必要。
また、Link能力を使用する際の効果範囲によっても影響したりもする。
ただし、負担の方法には違いがあり負担がない代わりに別の要因による代償があるものが分かっている。

-Link能力使用時の効果範囲-

Link能力を使う際には対象と繋ぐ(Link)する必要がありその方法も複数存在する。

効果範囲の種類

視界型
視界上に居る相手に対してのみLink可能であり最も負担が少なく相手への干渉効果が高いタイプ。 ただし、視界から外れると対象とのLinkが無効化され干渉が不可能になる。 一応一定時間ないに視界に捉えれば無効化はされない。

範囲型
一定範囲に居ればLinkの対象となり範囲から抜けない限り解除する事は不可能だが、負担は 大きく干渉能力は少ないタイプ。ただし、対象が多い場合対処が難しくなる事がある

無制限型
Linkしていればどこに居ようが能力を使用する事が可能。ただし、負担が最も高く扱うには 干渉しない程度の能力のみに制限される。

Linkする際の種類

認識型
こちらはLinkする相手を選ぶ事ができ、敵味方に分けて効果を使う事が可能。ただし、 解除された際には再度Linkする必要がある。

無差別型
範囲内に居る全てを対象とし強制的にLinkする事が可能。ただし、敵味方の識別が出来ない為 支援系には向いていない。また、負担の大きい範囲や無制限型で扱う場合は注意が必要。

-概念共鳴の欠点-

あらゆる概念に干渉し作用する能力を持つが欠点と言える部分がある。
それは“無から有に繋がる事は出来ない”である。
簡単な例を出すとまず『火』と言う概念にLinkしようとする、しかし周りにその概念となる『火』が無い為
繋ぐ事が出来ない。
この様にその概念を取得していても繋がれなければ何の干渉も出来ないという事である。
これを解消するには“他の手を使って概念作り出す”事でそこから干渉する事が可能になるのです。
例にある『火』の場合はライターなどで『火』を作り出す、これだけでも十分な効果を得る事が出来ます。
その為そう言った概念に対しては魔術による補助をする事で能力を最大限引き出せたりもする。

一応ではあるが概念を使用してそういった“現象”を引き出す事は可能ですが、
“無から有を作り出す事”は概念共鳴の中では高ランクに当たる為所得するのは難しいが複数の概念を使って
それを引き出すことは可能である。
また、この“無から有を作り出す事”を使いって魔術的な事をする者を概念魔業《マジックリンカー》と
呼ばれているが、現在の所その様な固体は発見されていない。
白狐化の発動条件
基本的に彼女の体内魔力が一定以上の値まで達すると発動します。
ただ、普段通りの生活している場合は魔力の向上はしませんのでまず発動する事はありませんが、
次の条件が一つでもあれば上昇し始めます。

・霊脈が優れている場所に一定以上留まる
・誰かに魔力を注ぎこんで貰う
・月の明かりが照らしている場所に留まる
・錬天・飛葉天恵と言う特殊な術式のよる魔力増幅

また魔力の上昇値は霊脈<月の光<魔力注入=錬天・飛葉天恵の順です。
ただし、魔力注入の場合高い魔力を所持している人の方は効果的で注入した瞬間、白狐化したりします。
なぜ月の光で上昇するのかと聞かれれば何となくでしょうか。ただ月には何らかの魔力がある的な感じですかね。
決して狼男見たいとかじゃありませんので。
今回は特に強化と言うより特性と言う形で白狐化する感じです。
ただ、以前と違い別に白狐化をする必要はなくなっりました。
憑依転身と天現転身の能力値
憑依転身 梓希・黒
筋力:B
耐久:B
敏捷:B
魔力:E
幸運:B
 基本性能が高く、近接戦闘メインの場合に使用する事が多い。ただし、術の行使が出来なくなり、術に対する耐性がなくなるので注意。

憑依転身 梓希・白
筋力:E
耐久:D
敏捷:B
魔力:A
幸運:B
術に特化し、遠距離戦闘又は支援メインの場合使用する事が多い。一応ではあるが、近接戦闘も出来るが、
通常時よりも筋力が落ちて居るので注意。

天現転身 梓希・葛の葉
筋力:B
耐久:B
敏捷:A
魔力:A
幸運:B
英霊・葛の葉を模した形態で、上記の能力を全て持った万能タイプ。特に術に関してはかなりの適正を持つ。
また、敏捷も上がっており、近距離戦闘も梓希・黒以上の戦闘力を持っている。
因みに、何故葛の葉に似た姿なのかと言うと、長い期間葛の葉の側にいた黒の記憶と一時的だが葛の葉の体を動かした白の記憶 を繋ぎ合せて再現したもので服装だけを似せたに過ぎず、ただのコスプレに近かったりする。
能力は若干再現出来ているが、それ以外は特に変化が無かったりする。
そして、尻尾が黄金に輝く理由としては、梓希の魂と二つの魂が合わさった事により
化学反応的な事が起こった事が原因である。
また、魂を更に取り込む事で制限時間を延ばす事が可能になる。ただし、伸びるとしても一つの魂で一分間程度である。