血の様な赤い髪に獣の耳の様な横髪が特徴的で今までの明るい表情から一転して鋭い目をした邪悪な笑みを見せる少女。
古読総合学園内では生徒や教師に思念偽考《ソートハック》を使い相手に気付かせる事のない『無意識の洗脳』を行い、
自分をアイドルの様に扱わせまるで人気者の様に思わせていた。
その正体は賢者『イデア・ルーシュ・ベルフェゴール』がある研究の為に作り出した、『巫乃』と呼ばれる
『四季条梓希』と言うの少女を元に作り出したクローンであり、
その中でも最も優れた者の名称である『梓姫』達の情報を元に作られた最新クローンである。
彼女は梓希が通う学園内に入り込み思念偽考《ソートハック》を使い、梓希の評判を少しずつ
落としていく事で学園内で孤立させ精神的に追い詰める事を目的としており、彼女に近付く人物にはあらゆる手段を
使って妨害工作、または洗脳して引き離そうとする。
これらを思念偽考で都合の言い様に考えさせられた生徒や一般人で行い、彼女自身は
その梓希の“友達”と言う演技をし、時には自ら危険な場所に飛び込んだり梓希の危機を救ったりなど、
友情ごっこに徹して正体をばれない様にしている。
最終的に自分が全ての原因だと言い彼女の心を完全に折った上で始末する事が最終目標としている。
しかし、何故その様な事をするのか彼女を殺してどうなるのかは彼女ですら分かっていなかったりする。