シェムハザが聖板から座をたどり、全能の神の権能を己に付与し受肉した姿。星を象った下半身と6対12枚の翼を持つ奇怪な天使の姿をしている。
アカトリエルとは全能たる主が天使として降臨した際の名前であり、あらゆる天使の上位におかれると言われる。
シェムハザは、マスターの死というトリガーによってこの状態に移行する。
マスターである月坂夏は、何も悪いことなどしていない。にも関わらず弱く生まれ人に疎まれ、やがて世界から捨てられた。その事実はシェムハザにとって、世界は狂っているということを再認識させるには十分であり、だからこそシェムハザは世界の再構築に踏み切った。
しかし、それには自分がマスターを守れなかった自責の念と、楽園の完成をもってマスターに幸せになって欲しいという願い、
そしてこのような狂った世界になった原因が自分にあるという絶望と責任感が根底にある。
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セラフの頂点であり、現界しているセラフ全ての能力と宝具を使用できる。 |
このサーヴァントの対処法は、以下の通り
前提:『Y.H.V.H.』が完成する一週間以内であること。
①『Y.H.V.H.』の効果から逃れる。個人を強く保てる人間ほど可能性が高い。
②『E.D.E.N.』にいる他者を説得して仲間を増やす。平行してハイサーヴァント「セラフ」を殲滅する。
③アカトリエルをぶっ飛ばす。
アカトリエル自身は極めて強力であれサーヴァントの枠を大幅に超えるステータスを保持することはない。
よって、完全なアカトリエルからの脱却をすることで自身の力を取り戻し、セラフの権能・宝具を使用できないようにセラフを討滅しておけば、
後は地力勝負に持ち込める。
もっとも、『Y.H.V.H.』にとらわれている存在がアヴァターへの敵対者より強い場合、やはり勝利することは難しいだろう。
最後の宝具は「発動したら負け」宝具のようなモノ。ゲーム的に言うなら「ターン経過で発動する強制即死技」に近い。如何にして期限内に上記の戦略を成し遂げるかが重要。