「ヒトモ シゼンノ イチブ。 オレ ヒトノ ココロ シンジテミル」

概要

 アフリカ出身の、すでに滅んだ部族の呪術師にして祈祷師だったゴリラ。基本的に優しくシャイで、人前に姿を見せることは殆どない。常々自然に敬意を払っており、そして人間もまたその一部であると考え敬意を払う。
 かつて行った祈祷によって、このままの勢いで人類が星を食いつぶすようなら滅びは避け得ぬという未来を感じた。それ故に人間の方向性を転換して今の文明を終わらせてでも種を残そうと考えていた……のは昔の話。現在は己の祈祷程度で測れぬであろう人類の心と意思を信じて見守っていこうと考えている。

性格
 理知的かつ情熱的な性格。人と自然の調和について思索にふけり、森に迷い込んだ者がいれば姿を隠したままでも助けてやり、己に戦いを挑むものあらば優しく諭す。決して自分から戦おうとはせず、戦いを挑まれてもまずは話し合いを求めるように心がけているが、相手がどこまでも聞く耳持たないのならば容赦を捨て、森や人々を護るために拳をふるう。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
 廃棄場に置いておいたバーサーカーはそこそこ強化されたが、彼女が別に人間を殺したりすることを求めているわけでもないことを知って方針を転換。バーサーカーとともに別れの時までゆっくり過ごすようにしている。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 無敵のゴリラパワーで防御を砕き、珠玉のゴリラドラミングで威嚇する。ドラミングで相手が退散しない場合は致し方ないとまさかの禁じ手ゴリラバイトを解禁する。強みは接近戦の強さで、弱みは遠距離戦の弱さとあまりの優しさに戦いを躊躇してしまうこと。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 器も大きく優しい性格をしているため、余程の相手でなければ受け入れることができる。だが、人や動物を苦しめ自然や文明を破壊せんとする輩には厳しい目を向ける。
パートナーについてどう思っているか
 狂戦士として召喚されたが故の悪意なき奔放さを愛しく感じており、彼女が去るその時までで良いから共にありたいと考え、また彼女が人の捨てたものの王であるならば、人の捨てた野生を取り戻した彼は彼女の同胞となれるだろうとも思っている。
台詞の例
「オレ ヒト シンジル。 シゼンモ マモル」
「オレ タタカウ キライ。 ……デモ ヤラナキャ」
「バーサーカー…… オマエ スキニ シロ。 ソレガ イチバン キレイダ」