『アサシン』のクラスを持つ、全身を硬質の装甲で覆った異形のサーヴァント。表情を伺うことは出来ず、一見すると感情さえも無いように見えるが、意外に臆病で話すこともできる。
花ケ崎千代によって召喚され、彼女の忠実な武器のように戦う。陰が薄いのか、いても千代に気づかれないことが頻繁にあるとか。
その真名は、蟹座となったギリシャ神話の怪物大蟹「カルキノス」。レルネーの沼地に住まう多頭の大蛇ヒュドラとヘラクレスの戦いにおいて、ヘラの命令、そしてヒュドラの兄弟であることを理由にヘラクレスに戦いを挑んだ怪物である。が、その結果としてはヘラクレスに気付かれることすらなくあっさり踏み潰されて死んでしまう。その後彼は哀れに思ったヘラによって星座に上げられたのであった。命令したのお前じゃねえか