「ふはははは! この私の手にかかれば聖晶石の100や200容易いものよ!
 さあ、召喚だ! リアルでも、ゲームでも!」

概要

 あるときは魔法少女ホーリープレートの頼れる指導者。
 またあるときはロボだの魔法少女だの猫耳だのをこよなく愛するサブカル愛好家。
 しかしてその実態は、長い歴史を持つドイツの魔術旧家の元当主にして、800年以上の歳月を生きる大魔術師。自在に変形する人形をその体とする、魔法使いに程近い男である。フルネームだとヘルマン・ランドルフ・アーダルベルト・フォン・デルプフェルト。
 謎の目的のもと複数の聖板戦争に参加し続けており、今回は何を察したのかわざわざ開催の1年程前から北部の山中に土地を買い、自ら庭園だの屋敷だのを建て、娘(という設定)の聖板ちゃん及びシャルロット、聖板ちゃんの護衛(という設定)である朝子さんと一緒に暮らしている。
 聖板にかける願いは「今回は忙しくて参加できなかったから、次回の根源探索……略してコミケで、目当てのサークルの商品を現地買いすること」。

性格
 如何にも古く妖しい魔術師然とした格好とは裏腹に、非常に俗っぽく、更に言うなら800年も生きている癖に言動が非常に子供じみている。彼に言わせるなら「昨今の権力争いに終始する連中よりかマシ」とのことだが。
 頻繁に朝子さんをおちょくってはナイフでしばかれている。『怒りっぽいJCヒットマン』という役柄をさせている朝子さんはツッコミが鋭いので楽しい、とは本人の弁。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
 基本的に家から出ない。と見せかけて……
 普段はキャスターに指示をして様々な霊装を作ったり拠点を改造したりしている。魔法少女の武器及び迎撃兵器の充実とかより精巧で完全なフィギュアの製作とか。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 万能型ではあるが、基本的には後衛・支援より。
 格闘戦を交えて戦うことも出来るし並のサーヴァント相手なら持ちこたえることも出来るのだが、そんなことするより聖板ちゃんあたりを強化して戦わせる方が数段強い(それを本人の強さとするかはともかく)。
 また、魔術や神秘に関する膨大な知識を溜め込んでいるため、敵の攻撃に対する対策を立てる能力が非常に高い。そういう意味でも自分で戦うより後ろから観察・対応して攻撃要員をサポートするほうが適任であると言える。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 あまり真面目過ぎたりしない者であれば、大体の相手とは普通に話せる。趣味が合えばなおよし。
 ただし子どもや激情家のような論理の通じない・通じにくい相手は苦手。
パートナーについてどう思っているか
 似た者同士の生産者タイプであるためか仲は良好。
 武具のロマンと実用性の兼ね合いやら、神代/現代にはない発想で作られた魔術礼装の面白さについての議論などで頻繁に盛り上がっている。
 ただしフィギュアの造形センスについては、どちらかと言うと萌え派のヘルマンとガチムチ燃え派のキャスターでは反りが合わないとか。
台詞の例
「そういうわけでキャスター! 我が家を改造だ! 改造するぞ!
 もう歩けるから、今度は……飛ぼう! 人間をゴミのように吹き飛ばす天の火とか作ろう!」
「うむ、我が息子の娘の……の娘、現当主である哀れなフロレンツィアよ。可哀想だとは思うが私は帰らんよ。
 そう、未だ私は魔法少女の深淵に届いていないのだからな!」
「え、根源? あー、うん。目指してるとも、当然さハハハ。
 最近そろそろ無理じゃねって思ってたりなんてしないともさ」