パレットと基本キャンバスの作り方
自分の場合はGraphicsGaleで描いているので、節々に紹介するテクニックもそれを前提にしたものです。
多分他のドットツールでも応用利くとは思うけど。
今回はパレットとキャンバスの作り方を。
テクの01『使う色は最初から明確に』
どんな色をどの場所にどのくらい使うかは、最初にきっちり決めておこう。
後述のパレット整理も含めて、あとから手を加えるのは結構メンドイのだ。
(私もクーラのブルマパレット独立に手を焼いた過去が・・・)
16ビット時代の格ゲーキャラが16色で描かれていたのは、ゲーム機の性能上の都合から。
以降の時代でも16色が多かったのは、
描く手間としては多すぎず、表現するには少なすぎない、管理しやすい適度な色数だったから。
mugenの場合256色まで使えるので、この縛りにこだわる必要は必ずしも無い。
色使いをある程度分けた方が、パレット変更の幅が出るのだ。
手描きではないがこのナコルル・・・

原作のままのパレット分けだと、白目と服の色が同じなので、このような色変更は出来なかった。
白目、黒目、髪のつやその他、一部の色を追加変更しているのだ。
手書きキャラにもそれは言える。
ぶっちゃけた話、タイツや靴下を独自カラー(他の場所には使わない色)にすれば、
生足モード、透けパ(自重)モードが作れてしまうというわけだ。
最低限でも白目と黒目は分けておこう。
余裕があれば髪とタイツも。顔を赤らめるためのピンク色なども確保しておきたいところ。
20〜32色くらいを目安にするといいかも。
テクの02『基本キャンバスを作ろう』
これはテクの01と同時に進めることになると思いますが・・・
galeにはコマごとのレイヤー分け、減色、アニメプレビュー機能等が揃っていて、
ドットアニメを作るにはまさに最適なツールと言えるでしょう。
これを使って様々なアクションを描いていくわけですが、
その作業を効率化するための基本キャンバスを作ってしまいましょう。
まず最初に立ち(ニュートラル)ポーズを作ります。
慎吾さん
・ピクセル形式(色数)はフルカラー(24ビット)に設定。自由に色を作り、半透明表示を使うにはこの設定が必須。
256色(8ビット)減色は最後に行う。
・キャンバスの大きさはキャラ本体よりある程度以上大きめに。
ポーズによっては横や縦に広さが必要になるため。キャラの下側にも余裕を持たせる。
・広さの具体的な数字は8や16の倍数で統一。コンピュータ的に切りのいい数字なので・・・
・透明色は緑。紫でもいいけど緑なら色パラメータをR0G255B0といった具合に簡単に出来るので。

・体の各パーツをそれぞれ別レイヤーとして描いていく。部分的な変更や流用がしやすくなるのだ。
レイヤーごとの名前もわかりやすく付けておこう。
・「きそまえ」のレイヤーには他の人が書いてるように、骨格や棒人間を描くのに使っていく。
・一番下の「きそ」レイヤーの上の方に使った色・使う予定の色を並べておきます。
galeで減色処理をすると、絵の中の左上に使われている色から順番にパレット上に並べられていくので、
後述の『パレットの整理』がとても楽になるのです。
アニメーションについてはとりあえず置いとくとして、これで立ちポーズの完成・・・
と、言いたいとこですがちょっとまった!ここで256減色を実行してみよう。
パレット内の色と順番は「きそ」レイヤーに並べたとおりになってるかな?
色調整しながら描いて来たはずだから余分な色が混じっていることがある。
「きそ」レイヤーの色をスポイトしていけば余分色はすぐわかるので、修正しておこう。
ここまで終われば立ち(ニュートラル)ポーズの完成。
galファイルとして保存しておこう。
ファイル名は「00しんご00たち」という具合に数字をつけると順番に並んでわかりやすくなる。
保存が出来たらレイヤー結合で一枚絵にしてクリップボードに保存。
アンドゥでレイヤー状態を戻し、「きそ」レイヤーにこれを貼り付ける。
そこまで出来たら「きそ」以外のレイヤーの絵を透明色を使って全部消してしまおう。
「塗りつぶされた短形描画」を使うと楽。この先使いそうなレイヤーを追加しておこう。

色数設定をフルカラーに戻してから別名保存で「00しんご000きほん」と名づけて保存。
これで基本キャンバスは完成。以降の画像はこれを使って描いていくのだ。
テクの03『製作時には色を変える』
例えばこちらのシンジさん。

1Pカラーだと髪の色が輪郭や目の色と近いから、
知らないうちに使う色を間違えてるなんてことになりかねない。
製作時には2pカラーや製作用のカラーを使って描いていこう。
テクの04『パレットを整理する』
パレットの中に並んでいる色は、種類ごとにきちんと並べておこう。
最初に肌色の明→暗、次に髪の色の明→暗、服の色の・・・て具合に。
こうするとどんな色がどのくらい使われてるかがわかりやすくなるし、
別カラーを作る時の作業が圧倒的に簡単になるのだ。
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例えば髪の色を変えたくなったら、まずハイライトと影色をそれぞれ変更。
ハイライト側を左クリック、影色側を右クリックして「グラデーション作成」を選べば・・・

この通り。4色中2色分の色作成の手間が省けるのだ。
(塗りの単調さが気になる場合は明るさや色合いを微調整しよう)
テクの05『パレット管理画像を作ろう』


本体、小物、ポートレイト、エフェクトなどを一枚の画像にまとめ、パレットごとに一枚ずつ保存しておこう。
色の変化具合を一目で確認できるぞ。ACTファイルを作るのにも使えるのだ。