「強い力があったって・・・人一人も守れなきゃ何の意味も無いんですよ・・・」

概要

膝まで届く程の黒く長い髪、そして左右に飛び出た獣の耳の様な髪型が特徴的な少女。
普段は北部の山の中にある『天悼神社』で居候と言う形で生活をしている。
日課で体力を付ける為に毎日トレーニングを欠かさず行っている。その為見た目によらず身体能力は高かったりする。
また、知らない人と交流する時にに渡した手製の人形をプレゼントした際、いい関係になった事が切っ掛けで自分や
知り合った人を模した人形を作る事が趣味になっている。因みに人形の中に護符などの魔術的な加護が入っていたりする為
一種のお守りの様な物でもあったりする。

第4次聖板戦争で発生した擬似大聖板の暴走を食い止めるべく、人間としての存在を犠牲にして手に入れた
『キズナ』と呼ばれる超越した存在を使い人々を救おうとした。
結果は散々なもので知ってる人、知らない人を含め多くの人々が死んでいった。
人々の死を目撃した彼女は自分の持つ力では皆を守る事は出来ないと感じ自信を無くしていた。
並行世界から帰った後も彼女は悩み続ける。
どうすれば皆を守れるのか、力があれば守れるのか、何をすればよかったのか・・・

性格
素直で優しくちょっと臆病ではあるが困った人が居たら見過ごす事が出来ず首を突っ込んでしまう程の
正義感が強いのだが、その性格と人間の悪の部分を余り知らないせいでよく騙される事たり周りに
振り回されている事にも気付かない程の純粋な子である。
友達や知り合いには積極的に話したりするが、見知らぬ人には余り喋れず人見知りと思われる節がある。
現在は前回の聖板戦争の影響か自信が無くなっており積極性が失われている。

一人称は私、二人称は貴方 親しい人には○○さん、○○くん、○○ちゃんと呼んでいる。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
英霊・葛の葉が行っていた「一般市民の危害を未然に防ぐ事」と言う意思を引き継ごうとするが・・・
前回の縡ノ葉の件があり本当にこれでいいのかと悩みながら行動している。
勿論彼女も閉じ篭っている訳にはいかないので新たに手に入れた妖狐の力を使い人助けを行う。
ただ、彼女の行動はどこか無謀に思える行動が多々見える、それが妖狐の力を手にした為なのか、それとも・・・
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
妖狐の力を利用した高い身体能力と霊装・薙風や陰陽術などで編み出した高速発動可能の呪術を主体にする事で、
遠~近距離全てに対応出来るオールランダーであり、スピードを活かし近接と遠距離の交互に切り替えて相手を
かく乱させる攻撃を得意とする。
ただ、宝具や切り札が無い為攻撃面では貧弱なものになっている。
また、式神を足止めをさせつつ自分は遠距離からの支援に徹したり、自分も戦闘に参加し式神と連携を取る事も出来る。
妖狐の高い能力のおかげでサーヴァントとの戦闘が可能になるが余り期待は出来ないものの、彼女のサーヴァントとの
連携を行う事で最大限の能力を発揮出来る様になる。
大抵の人間は圧倒できるが彼女の性格上、人間に対しては人助け以外では妖狐の能力を使うことは無い。あるとしたら
自分と同等、それ以上の相手で無いと使う事は無い。
パートナーについてどう思っているか
何時もは家でゴロゴロとだらしないが突然付いて来たり、意味の分からない指示を出し来る不思議な子だと思っいる。
ただ、そう言う事がある場合必ず何かが起こっているのは気のせいなのだろうか?
台詞の例
「この力で皆を守れるのかな・・・」
「わ、私はあまりそう言うのは好きではない・・・です」
「あ、あの・・・これ、に、人形どうぞ!!」
「あわわわ、あわわわ、ど、どうしよう・・・」
式神設定
黒(くろ)

無表情で前髪で顔を隠した黒狐の女の子。
実を言うと彼女は第一次から経験している実力者で数々の修羅場を潜り抜けた猛者である。
性格は冷静沈着で仲間思いがある面もある。周りの状況を正確に判断し適切な行動を行う事が出来る。
表情を出さなければ声も出さない為、仲間からも何を考えているのか分からない様と言われているが
本人は気にしていない。
元々は野生で狐の世界では武神や英雄として知られており仲間の狐を守るために庇命を落とすが、
自分が死んだ事に気付いておらず彷徨っていた所、神様の居ない神社に住み着き結果的に
その神社を守っていた為か稲荷神の様な扱いにまで上り詰め様としていた。
第一次聖板戦争時に葛の葉の霊狐として使役させた後は彼女の為に戦う事になる。黒自身は地位等には興味が無く
自分を仲間として受け入れてくれた葛の葉に忠誠を誓っている。
その後、第2次聖板戦争終了時、葛の葉に「梓希を守る」様に言われ第3次の間姿を現す事はなかったが
常に梓希の側にいた。
式神になり漸く姿を現し彼女の実力を見つつ見守っている。
因みに担当は近接戦闘であり術等は扱えず薙刀や弓などの武器による攻撃がメインである。
また、戦闘技術が高く下手なサーヴァントよりも強かったりもする。倒す事は難しいが
時間稼ぎ程度なら十分な働きをしたりする。
ステータス的には
腕力D 耐久D 俊敏D 魔力E 幸運D


白(しろ)

おどおどした表情を見せ、白く輝く髪を持つ白狐の女の子
性格は物静かで臆病な面もあるが真面目で優しく何所と無く葛の葉と同じ印象を持つ。
それは彼女がその葛の葉と呼ばれるサーヴァントの体を奪い情報収集の為だけに作られた
本来存在するはずは無い人口の魂だからである。
人と言っても実際にはサーヴァントにより作られたのだが、葛の葉の体を通して彼女の
空っぽの魂の中に少しずつ自我が目覚めていったのだった。
体を取り戻す為に梓希に体を借りた葛の葉との戦闘で完全に覚醒し戦いを拒んだ。
その後の彼女を作り出したサーヴァントは命令を拒絶した事に怒り腹いせに梓希(葛の葉)に
攻撃をするがそれを彼女が防ぐ、その行動に驚くサーヴァントの隙を付き攻撃するも相打ちに
終わり葛の葉の体と共に消滅する筈だったのだが、葛の葉が寸前の所で彼女の魂を回収
する事に成功したのだが魂を抜き取る術自体未完成だった為葛の葉やこれまで遣って来た一部の記憶を失ってしまう。
その後、霊狐の体と「白」言う名前を貰う。
担当は弓と葛の葉の体に入っていた際に扱ったノウハウを活かした呪術による遠距離攻撃である。
一応ではあるが近接戦闘も出来る万能タイプだったりする。
ステータス的には
腕力E 耐久E 俊敏D 魔力C 幸運B
絆‐Link‐の所有能力
+追感霊線‐Line‐
繋がった相手の位置を示す線が出る。これは相手や物を頭に描く事で発生するのだが、
その際、違うものを考えてしまうと其方に向いてしまう事がある

+憶感天書‐Memorize‐
書く、見る、聞いたものを繋ぎ記憶する。この記憶はどの様な記憶の消去、改竄を受け付ける事はない。
また、身体的技術なども記憶することが可能である。

○繋霊開行‐Drive‐
連鎖的に繋がる事でその効果を倍加する。

○憑依転身‐Soul Link‐
他者の魂と繋がる事でその者の力と能力を得る。ただし、単純な魂では時に発揮出来ず逆に弱体化してしまう。
その上長時間この状態が続いた場合、魂の同化が始まってしまう。

○天現転身‐Link Overdrive‐
信頼性の高い二つ以上の魂と繋がる事で規格外の力を得る。ただし、魂の同化する時間は憑依転身よりも更に短い。

+常時発動型 ○任意発動型

常時発動型は自分では制御できず勝手に行われてしまう能力で憶感天書の様に便利なものもある。
任意発動型は主に戦闘での使用されるものが殆どである。
特に転身関連は過去に参加していた葛の葉の戦闘を元に作られている。
魂の同化は直ぐに行われるものでなく特定の時間を経過すると発生するものでそれの指定時間以内なら
転身を解除すれば影響はない。
時間に関しては憑依転身の場合は10分間、天現転身の場合は3分間である。また、
転身を解除した場合、再転身までに5時間程掛かる為扱いが難しい。
もし、魂の同化した場合、同化した魂の能力を自分のものにする事ができ、
更に時間無制限で同化した魂の能力を使う事が出来る。
この様にメリットもあるのだが同化した魂は勿論消滅し、死ぬよりも最悪の最後を迎えてしまう。
また、サーヴァントクラスの魂になると逆に精神を奪われ自分が消滅すると言うデメリットもある。
しかし、精神を奪わない程の信頼関係がある場合はその力を扱う事も可能になる。
この他にも命名されていない能力の一つに拘束術に対し高い効果を発揮する力がある。
白狐化の発動条件
基本的に彼女の体内魔力が一定以上の値まで達すると発動します。
ただ、普段通りの生活している場合は魔力の向上はしませんのでまず発動する事はありませんが、
次の条件が一つでもあれば上昇し始めます。

・霊脈が優れている場所に一定以上留まる
・誰かに魔力を注ぎこんで貰う
・月の明かりが照らしている場所に留まる
・錬天・飛葉天恵と言う特殊な術式のよる魔力増幅

また魔力の上昇値は霊脈<月の光<魔力注入=錬天・飛葉天恵の順です。
ただし、魔力注入の場合高い魔力を所持している人の方は効果的で注入した瞬間、白狐化したりします。
なぜ月の光で上昇するのかと聞かれれば何となくでしょうか。ただ月には何らかの魔力がある的な感じですかね。
決して狼男見たいとかじゃありませんので。
今回は特に強化と言うより特性と言う形で白狐化する感じです。
ただ、以前と違い別に白狐化をする必要はなくなっりました。
錬天・飛葉天恵
飛葉を5枚用意し梓希の周囲に配置し、飛葉が梓希の周囲を回る、その際に梓希の特性の一つ“連鎖的に増幅させる”能力を使い 梓希の魔力量を増やす錬天・飛葉千舞の一種である。
憑依転身と天現転身の能力値
憑依転身 梓希・黒
筋力:B
耐久:B
敏捷:B
魔力:E
幸運:B
 基本性能が高く、近接戦闘メインの場合に使用する事が多い。ただし、術の行使が出来なくなり、術に対する耐性がなくなるので注意。

憑依転身 梓希・白
筋力:E
耐久:D
敏捷:B
魔力:A
幸運:B
術に特化し、遠距離戦闘又は支援メインの場合使用する事が多い。一応ではあるが、近接戦闘も出来るが、
通常時よりも筋力が落ちて居るので注意。

天現転身 梓希・葛の葉
筋力:B
耐久:B
敏捷:A
魔力:A
幸運:B
英霊・葛の葉を模した形態で、上記の能力を全て持った万能タイプ。特に術に関してはかなりの適正を持つ。
また、敏捷も上がっており、近距離戦闘も梓希・黒以上の戦闘力を持っている。
因みに、何故葛の葉に似た姿なのかと言うと、長い期間葛の葉の側にいた黒の記憶と一時的だが葛の葉の体を動かした白の記憶 を繋ぎ合せて再現したもので服装だけを似せたに過ぎず、ただのコスプレに近かったりする。
能力は若干再現出来ているが、それ以外は特に変化が無かったりする。
そして、尻尾が黄金に輝く理由としては、梓希の魂と二つの魂が合わさった事により
化学反応的な事が起こった事が原因である。
また、魂を更に取り込む事で制限時間を延ばす事が可能になる。ただし、伸びるとしても一つの魂で一分間程度である。