「何か情報が必要ないつでも声を掛けて下さい」

概要

蒼い髪に首に巻いたマフラーが特徴的な少女。
物静かで落ち着き、その顔からは表情が読みてれない不思議な雰囲気を持っている。
情報屋の仕事をしており金さえ払えばどんな情報も正確に取ってくると言う事もあり、彼女を重要視する者、 危険視する者が増えてきていると言う噂が広まっている。
生きる為に仕事をしており金さえ払えば情報を得る為に手段を選ばない部分があり、
卑怯と思われる行為も躊躇無く行う事がある。。
また、彼女の仕事は情報提供だけなのでそれ以外の仕事、暗殺や誘拐などは行わない。

仕事の依頼が無い時は「紺碧辺土」と呼ばれる喫茶店の常連として通っている。
そこは裏で万屋をしており彼女と彼らは顔見知りと言う関係であり彼らが求める情報を提供すると言う協力関係を築いている。

最近では古読総合学園へも通っており、そこでは新聞部に所属する「紀野 栞」と言う少女からの依頼で
学園内の生徒や教師の人間関係の話題から町のおすすめの店、最近話題のスポットとかまで雑多な情報の収集をしている。

性格
冷静沈着でどの様な状況にも表情変えずに即座に対応する対応力や、
相手からの罵声や裏切りなどをされても気にせず許す程の心の広さを持ち合わせている。
またこの年で戦闘が豊富であり相手に対して有効な戦術を組み立てる事が出来る。
ただ、若干ではあるが天然な部分があり指摘しても意図しない方面に言ってしまう事が多い。
マフラーがお気に入りであり、変装しても必ず身に着ける徹底ぶりで、
それが当たり前と思っている部分がその一部である。
また、羞恥心が無く下着や裸姿を見られてもパニックを起こすことが無い・・・と言うよりも、
それを恥ずかしいと感じていない又は知らない節がある。

一人称は私、二人称は貴方、お前、親しい人には○○さんと呼び、調査時は子供には君(キミ)、大人には貴方と呼ぶ。
基本的にパニックに起こる事は無い上、オリジナルと殆ど変わらない為口調の変化はあまりない。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
協力関係にある人達から依頼された情報の収集をしそれを提供する役割を徹底している。
勿論他からの依頼なども常時受け付け、その情報収集も行う感じである。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
特化に近い程の高い機動力を活かした一撃離脱戦法、氷柱苦無から氷天華葬で拘束し
絶零牙で止めを刺すと言う組み合わせ技を得意としている。
また、天豊聡感と呼ばれるLink能力を使った高い感知能力を駆使しているので気配を消しての
奇襲は難しくなっている。
ただし、攻撃面が弱い為最も高い絶零牙まで繋がらない場合は、火力不足に陥ってしまう。
また、炎を得意とする相手や温度の高い場所では彼女の能力を十分に発揮する事が出来ない。

これらの事から基本的に戦闘はせず逃げる事を優先する事が多く、
拘束し足止めするタイプの術技を複数所持している。
もしも逃げる事が不可能と感じた場合のみ上記の戦闘行動に移行する。
パートナーについてどう思っているか
嫌々言ってもちゃんと言う事を聞いてくれてる所を見ると、意外と素直なのかなと思っていたりする。
台詞の例
「色々調査をして見ましたが、やはりここのコーヒーは格別ですね」
「世の中金が無いと生きてはいけませんよ」
「相手が多すぎる・・・流石にここでの戦闘は避けたいところだが・・・」
「え?パンツが見えてる?・・・それがどうかしまたか?」
巫乃について
四季条梓希のクローンであり、賢者イデア・ルーシュ・ベルフェゴールがある研究の為だけに作りだした実験体。
能力は若干劣化しているがスキル自体はそこまで変わっては居ない。一応ではあるが彼女並み、それ以上のスペックに改造する事は 可能だったが必要性は無かった為行われていない(一部その様な固体は存在していたりはする)

新たに発見された概念共鳴の能力を調査を兼ねて、育ちの経緯などを変更する事で梓希の能力特性や戦闘スタイルの変化を与え 様々なパターンを作り概念共鳴に適合する固体を探す事も行っていたりする。

身体的特徴としては獣耳の様な横髪に小さな眉毛などがありそこ以外は特に問題は無かったのか見た目が
全然似ていない姿になっている。
身長については妖狐の特性である自在に体系を調整する事が可能な為、性格によって身長差があったりする。 しかし、彼女等が最も大きくなれる状態については年齢相応の為限界がある上、その際の身長には個人差がある。

妖狐の高い身体能力を持っており劣化していたとしても人間程度なら圧倒できる程度の戦闘能力を所持している。
しかし、現在の彼女達では自分で力の制御が出来ない為に日常生活では不便を強いられている。
一応ではあるが戦姫之鍵(アルターデバイス)を着用していればその問題は無いが手に入れられるのは
“梓姫”と呼ばれる巫乃の上位クラスのクローンのみに与えられている。

記憶については第4次聖板戦争での暴走大聖板との戦い後までの記憶が残っている。

寿命についてはオリジナルよりも短命であるが、妖狐の長寿のおかげで“人間程度”なら生きる事が可能である。

巫乃達は特殊な波長で結ばれている為、無意識にそちらに向ってしまう習性がある。その為、いくら離れようが場所が分からなくても 最終的に出会ってしまう。

なお、イデアは研究の効率化の為に他の並行世界でもこれを行っており一つの世界に約200人、それを8つ世界で
行っており合計にするだけで約1600人程度の巫乃を作り出している
梓姫、巫乃大戦について
彼女等は巫乃の中でも最も優れた者達のことを示す名称である。
梓姫になる為に必要な条件として最も重要視されているのが『概念共鳴を所有している者』である。
これは概念共鳴の試験運用的な部分も含まれておりより高い概念と繋がった者はその梓姫になる資格を得る。
ただし、概念と繋がったと言っても比較的所得し易い属性系の概念だけ資格を手に入れる事は難しく
より高い概念を取得しなければならない。

この梓姫候補は複数存在いしていたが梓姫になれるのは研究の関係上8人までとされており、それを選別
させる為に彼女等同士を戦わせ、それにより起こる概念共鳴の覚醒やそれを使い生き残った者を
梓姫とする争奪戦を行った。
これは梓姫が決まった際の余った巫乃達の処分も兼ねている。

彼女等はこの“殺し合い”の事を『巫乃大戦』よく呼んでいる。(梓姫選戦、梓姫選争とも呼ばれている。)

この戦いは終わり梓姫が決まった後、奇しくも生き残った巫乃達は切り捨てるが如く放置され、
その後の消息は不明である。
それ以外だと何らかの原因で一つの世界が消えたりとか新しく作り出した梓姫の試験運用時に
皆殺しされたと言う話もあったりする。

また、彼女達にはランクが存在し、数字が少ないほど高い能力を所持している事になっている。

彼女、氷伎 雪奈の場合はランク5である。

因みにこれは各梓姫の戦闘データを元に作った仮想でのシュミレーションによって出されたもので
実際に戦った訳ではない為、そのランクが正しいと言うものでもなかったりする。
概念共鳴《Link Drive》設定
賢者イデア・ルーシュ・ベルフェゴールがクローンを作る際に行ったLinkの能力分析の際に偶然発見した 概念への繋がりそれを干渉し能力して扱うLinkの新たな定義となっている。
とりあえず名前が居ると言う事で発見者である彼女の名前を取ってIdea Link(イデアリンク)と名付けていが、
梓希に影響されたのか名称を概念共鳴《Link Drive》に変更している。

-概念共鳴の特性-

概念に干渉する事で様々な現象、効果を引き出す事が可能。
しかし、概念には様々な意味も含まれているため使用者の解釈によっては強力な効果へと変わったり、逆に微妙な効果にも なる。その為使用者にも色々と技量が必要となる。
概念一つでも効果があるが2つの概念を組み合わせる事で違う概念へと変える事も可能。組み合わせ次第では所得していない 概念を使用することできそのまま取得する事も可能である。

-概念の取得-

概念へのLinkは簡単なものではなくその概念をどう理解するか、どう作用するかなど条件は様々で扱う概念が強力なものであれば 条件は難しくなる。ただし一度取得してしまえばいつでも扱う事が出来る上、同じ能力者同士ならば交流をする事でその概念への 理解が進み、取得出来る可能性が高くなる。

因みに最も取得しやすい概念としては『火』『風』などの属性として扱われるものがそれに入る。魔術でなどで扱われるものは 基本的に取得しやすい傾向がある。
また、以前まで使いていた初期型のLink能力である追感霊線や憶感天書なども概念共鳴だった事が分かり、 無意識による概念の所得も可能である事が判明している。
ただし、これは日常で行われるものが多く実戦で使われるものは少ない。

-概念共鳴使用時における負担-

概念にもランクがあり高いほど世界に干渉する程の力を持つ逆に低ければ対して影響も無い強化程度のものまで様々であるのだが ランクが高ければ高いほど使用者掛かる負担は大きくなり最悪死を招く可能性もある。また、負担が少ないとしても複数の相手に 使用した場合、そのLinkした数に応じて負担が大きくなるので注意が必要。
また、Link能力を使用する際の効果範囲によっても影響したりもする。
ただし、負担の方法には違いがあり負担がない代わりに別の要因による代償があるものが分かっている。

-Link能力使用時の効果範囲-

Link能力を使う際には対象と繋ぐ(Link)する必要がありその方法も複数存在する。

効果範囲の種類

視界型
視界上に居る相手に対してのみLink可能であり最も負担が少なく相手への干渉効果が高いタイプ。 ただし、視界から外れると対象とのLinkが無効化され干渉が不可能になる。 一応一定時間ないに視界に捉えれば無効化はされない。

範囲型
一定範囲に居ればLinkの対象となり範囲から抜けない限り解除する事は不可能だが、負担は 大きく干渉能力は少ないタイプ。ただし、対象が多い場合対処が難しくなる事がある

無制限型
Linkしていればどこに居ようが能力を使用する事が可能。ただし、負担が最も高く扱うには 干渉しない程度の能力のみに制限される。

Linkする際の種類

認識型
こちらはLinkする相手を選ぶ事ができ、敵味方に分けて効果を使う事が可能。ただし、 解除された際には再度Linkする必要がある。

無差別型
範囲内に居る全てを対象とし強制的にLinkする事が可能。ただし、敵味方の識別が出来ない為 支援系には向いていない。また、負担の大きい範囲や無制限型で扱う場合は注意が必要。

-概念共鳴の欠点-

あらゆる概念に干渉し作用する能力を持つが欠点と言える部分がある。
それは“無から有に繋がる事は出来ない”である。
簡単な例を出すとまず『火』と言う概念にLinkしようとする、しかし周りにその概念となる『火』が無い為
繋ぐ事が出来ない。
この様にその概念を取得していても繋がれなければ何の干渉も出来ないという事である。
これを解消するには“他の手を使って概念作り出す”事でそこから干渉する事が可能になるのです。
例にある『火』の場合はライターなどで『火』を作り出す、これだけでも十分な効果を得る事が出来ます。
その為そう言った概念に対しては魔術による補助をする事で能力を最大限引き出せたりもする。

一応ではあるが概念を使用してそういった“現象”を引き出す事は可能ですが、
“無から有を作り出す事”は概念共鳴の中では高ランクに当たる為所得するのは難しいが複数の概念を使って
それを引き出すことは可能である。
また、この“無から有を作り出す事”を使いって魔術的な事をする者を概念魔業《マジックリンカー》と
呼ばれているが、現在の所その様な固体は発見されていない。