ツインテール以外にこれと言った特徴が無い少女。
現在は「警察庁公安課理外監査室応用警邏隊」と呼ばれるあらゆる超自然的な事象を秘匿に対処する
特殊な組織配属されており、彼女はその中でも制圧、捕縛を行う「第三執」に所属している。
メンバーの中では最年少で体形も小柄だった上、基本的に皆スーツを着ているのに対して彼女は私服でいる為
色々と目立った存在ではあった。
それまでの彼女は自分の能力を活かせる仕事が見つからず、適当にアルバイトをして
どうにか生活が出来て居る日々であった。
憧れだった警察官になりたかったが、特殊な出生の為技能があっても入るのは困難であった為、履歴詐称、
暗示や洗脳を使い無理矢理入ろうとしたが上手くいかず失敗している。
もう諦めて正当な手段で入ろうかと思っていた時に黒髪の美しい女性から声を掛けられる。
話の内容は「警察庁公安課理外監査室応用警邏隊に入れば警察官として入れてもらえる」と言うものだった。
中々の怪しさだったが「警察官になれる」と言う言葉で頭が一杯であった為あっさり承諾した。
後で聞いた話によれば黒髪の女性は「応用警邏隊」に所属していおり、そこの「第三執」で副隊長を務めていると言う。
因みにその黒髪の女性の姿が千里が憧れる理想の警察官と酷似していた為に、黒髪の女性に対し恋愛感情に近い程の
好意を持っており、真似などをしていたりする。
聖板戦争も始まった今、「応用警邏隊」で起こるであろう様々な出来事に仕事をもらって浮かれている
彼女はまだ知る由も無かった。