呪われた旅人

概要

世界中を旅し続ける旅人。深い知識と智慧を持ち、武芸にも優れた老人。
深い信仰心を持ち、なにか贖罪を求めるかのように世界をめぐっている。

性格
基本的には善性で善良。
ただし、破滅願望に近いものを抱いているため基本的に悲観的。
全体的に辛気臭い雰囲気を漂わせる。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
基本的にはサーヴァント相手に暗殺狙い。
今を生きている以上、マスターを狙うことは滅多に無い。相手の性格にもよるが。
また、外道・悪党から狙う。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
戦闘スタイルは洗礼詠唱と肉弾戦。才能はないが長い年月を経て極めて磨かれた、「誰でも到達できる極限点」としての力を持つ。
その身体能力は死徒に比肩し、その洗礼詠唱は代行者としてみたとしてもトップクラスである。
そのくせ相手を見て油断することは無く、基本的に勝つためならば奇襲や罠なども活用する。
直接的な戦闘では拳よりステッキの仕込み剣をもちいて戦う。
仕込み剣は聖句を大量に記しており、一種の聖典として働く。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
真面目な人間とは相性が良い。また、信仰に篤い人間とも相性がいい。
相性が悪いのはふざけている人間。不真面目な態度に自分の過去を投影してしまうらしい。
また、せっかちな人間は死ぬほど嫌い。死なないが。
パートナーについてどう思っているか
パートナーとの相性は表向きよさ気。しかし本質的には全く合わない。 大事なところで歩調がずれたりする。
台詞の例
「はっは、私に何か用事かな?」
「生命は失くして良いものではない。だが、在り続けて良いものでもないのだ」
「あまり急かすな、忌々しすぎて死にたくなる」
正体
西洋の伝承である"彷徨えるユダヤ人"と呼ばれる存在。古代ローマでキリストの処刑に立ち会った門番であり、呪われたユダヤ人である。
時の呪いをその身に受けたために何が起きても「死の寸前」でその時間が停止し、時間経過とともに傷の時間が逆行することで傷が治る。
"待つ"という運命に囚われたため、そのような呪いとなった。その強力な呪いは現代の誰もが解呪できないほどであり、終末を迎えるまで永遠に生き続ける。
老衰や病を受けても苦しむだけで死ぬことはなく、まさに不死を体現した存在だといえる。
この呪いは"イエスが救世主であり、いずれ再臨する"という観念から発動している呪いであるため、黙示録の到来やイエスの再臨によって呪いは解ける。
その瞬間、彼に降り積もった時間によってヨセフは風化して死亡する。