『 ゲヒャヒャ、騙されましたねェ~。私はねェ…なりたいんですよォ…この世界を救う、英雄にねッ!! そして英雄は、一人で十分なんですよォ!!』

概要

なんとビックリ笑劇の、いや衝撃の事実!! なにか変だなと思ったら、ニセモノだった!! 嘘ついてごめんね。
このキャラクターを語る上では、同じく国巣製作のキャラである投稿№30のマスター『 目取真重雄 』を参照の事。

第四次聖板戦争での戦いで目取真(本物)の決死の一撃を受け、爆死したはずのブラック。ところが謎の男 『 煌ノ宮羅儀 』の手により、蘇生させられる。羅儀より次なる五次聖板戦争の舞台が、目取真(本物)たちのやって来た平行世界であると聞かされたブラックは、再び戦場で英雄因子を集め、そして本物の目取真へ復讐を果たすべく、彼を追って平行世界へ転移。いきなり不意討ちを仕掛けて倒した目取真(本物)に己の罪をなすりつけ、変装して入れ替わる事に成功。哀れ本物はブラック目取真として警察に逮捕され、オカルト犯罪者のレッテルを貼られ投獄される事となる。

まんまと化けおおせたニセ目取真は小田吉法子を仲間に加え、何食わぬ顔で第五次聖板戦争へと参戦。その歪んだ英雄願望を果たし、今度こそ偉大な英雄となって人々に崇められようと動き始める。その為にはいかなる手段も厭わないだろう。英雄ってなりたいと思った時点でアウトだってばっちゃが言ってたのに…。

性格
スキルの項で説明した通り、英雄願望と他者への妬みに取り憑かれた狂人。蘇生後は更にその性格に拍車がかかっており、執念深さも増している。

かつて彼を英雄として導こうとした師匠・王聡児に性根の卑しさを懸念された通り、『 如来蔵 』という能力こそは持っていても、その本性から流れ出す精神の腐臭ゆえに英雄らしいカリスマが身につかないのが皮肉。慕われる人間になる為にまず内面を明るく清らかにしよう…と思わず、外面すなわち殻の部分さえ繕えば幾らでも衆人を騙せるという方向に考えてしまうのは、やはり起源である 『 殻 』 の影響だろうか?

本物の目取真と入れ替わった理由は彼のすべてを奪うという復讐と、平行世界で新たな自分として一からやり直し、英雄を目指そうと考えたから。しかし低劣な人格が災いして結局元の世界と同様に悪事に手を染めてゆく事に。心身共に弱者の三流魔術師と軽蔑していた本物目取真だが、彼にはなんのかんの言って友人が多く、人間関係が充実していて羨ましかったというのも『 すり替わり 』をしようとした理由。

かくも歪んだ人格形成が進んだのは、昔父親にある心無い一言を言われたから…という発端があるが、同じ事を言われた平行世界の目取真(本物)が真面目にやっているのだからそれは言い訳かもしれない。 

方針(聖板戦争での立ち回り方)
●開始時の経緯
本物目取真を追って第五次聖板戦争世界の古読市に転移後、街の回転寿司屋で一人食事をとっていた目取真を早々に発見。倒したはずの相手が生きて現れた事に驚愕した目取真は急襲に対応できず、打ち倒され気絶。直ぐ様殺害しようと思ったブラックだが、ちょうど通報を受けてやってきた警官隊を見て面白い復讐を考えつく。まず警官相手に大暴れし、隙を見て物陰で本物の目取真と入れ替わる…! これで罪をなすりつけられた目取真は魔術犯罪者・ブラック目取真として逮捕。平行世界の同一人物であり、その姿が酷似している上に魔術で外見を似せたとあって警察はすっかり騙されてしまう。気絶から目覚め、必死に無実を訴えたホンモノであったが、現場に残された数々の痕跡は(警察の科学・魔術鑑定の両方から)犯人が当人であると指し示していた。
…かくして悪魔の企みで復讐は成され、ほどなくして小聖板とサーヴァントを手に入れたブラックは、新たなキャラクターを得て聖板戦争に臨む事となった。
と、ここで本物から奪い取った携帯電話に着信が入る。相手の名は小田吉法子、目取真(本物)とはつきあいの長い仲間であるとブラックは知っていた。さすがに騙しおおせるとは思えず、これまた隙をついて葬る算段だった…ハズなのだが、待ち合わせをして現れた法子は疑いもせずにそのまま仲間として行動を共にする。予想外の鈍感さに呆れつつもこれ幸いに、彼女を第一のチームメンバーとするのだった…。

――――以上が簡単ながら開始時の特殊な経緯説明である。


さて本題。今回の方針は大きく分けて二つ。
①英雄因子収集による、魔術的な意味での自己の英雄化
②聖板戦争を終わらせるという偉業を成した上での、一般的な意味での自己の英雄化
ただし①は前回無惨に失敗したという気後れもあり、実際の行動で英雄の称号を掴み取る②の方をメインに考えている。具体的な方法としては真名非公開版で説明した通り、チームを作り上げ数の力で戦争を収拾。古読市を平和に導く事で英雄になる…というのがその目論見。これだけ聞くならば何とも素晴らしい話で、むしろ応援したくなる者もいるだろうが、問題はその手段。

《ライバルを罠にはめ蹴落とす》
 己の英雄性を唯一無二のものとするべく、自分以外の英雄の素質を持つ者に濡れ衣を被せ、陥れる。それができなければ不意打ちを仕掛けての抹殺も辞さない。無論それはまず言葉巧みに近づいて彼らの仲間になり、その人気や名声を十分に利用してからのこと。

《名声の横取り》
 強敵や巨悪を討ち果たす、被災者を大勢救助する…そういった聖板戦争における他人の功績を、さも自分がやったように捏造。相手の弱みにつけこむ、口八丁で買収…などなどあの手この手で奪い取り、自分のものとする。

《自作自演》
 巧妙に被害を作り出し、実際には居もしない悪を自分が成敗したなどと喧伝。あるいは倒した小悪党のやった事を過剰に演出、時には罪無き一般人に自分のやった悪事を押しつけて悪人に仕立て上げ、その手で退治したと吹聴するなどやりたい放題。ホンモノ目取真に使った手であり、上記のライバルに対しても用いる罠。

《英雄になる為、力を奪う》
 やはり英雄になるには個人の実力も重要…という事で、強力な魔術礼装・使い魔・戦いのパートナー・その他の力など他人の持つ物を奪い、我が手にしようとする。
 特に心霊手術を使用し、霊的な器官を奪って移殖する事に執心しているようだ。目下の標的は焔条陽介(エクセル氏製作キャラ)が纏うと言われる、魔龍ファブニールの鎧。これを切除の上に魔骸殻となし、自らのものとするべく企んでいる。他にも霊的なもので我が身を包む系の術師・能力者の類は、標的にされるので警戒必須。

《影でこっそり聖板取得》
 聖板獲得による安易な願望成就はプライドの問題から敬遠しているものの、自身の英雄化計画が完全に失敗した際の保険として使用しようと考えている。が、表向きは聖板の取得を求めていないポーズをとっている事もあるので大っぴらにはできない。これを獲得するにあたっても、考えつく限りの卑劣な手を用いる。

《悪と裏で取引》
 ここまでに述べた手段をバレずに貫徹するのは、並大抵ではない。いざとなれば闇社会の住人、犯罪者、魔術組織らと交渉して協力を取りつける事もある。彼らが本来なら英雄として討つべき悪であったとしても、自分に利があるならば平気で手を結ぶ。無論、利用価値が無くなれば悪として退治するつもりだ。

…このような悪行三昧を働くので、その害を蒙るもの達からすればたまったものではないだろう。方々におかれましてはご注意を。
そして彼のサーヴァントだが、自己の望みを口にする事も無く黙々と手助けするだけ。その胸の内を量りかね、疑心暗鬼に囚われつつも共に行動している。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)
魔術組織内での『 魔殻士 』 の異名通り、数種の殻魔術+拳法がこれまでの彼の戦闘スタイルだったが、今回それに第三の力・心霊手術が加わる事で一段とパワーアップを果たした。だが本来、心霊手術は魔骸殻を自分の手で作成する為に学んだものであり、戦闘での直接使用は副次的なものに過ぎない。それゆえ、その方面での能力成長はこれ以上見込めないのが残念なところ。

その他の強化された部分として、擬軍殻(旧:邪雄纏身)の術にミハル・シーロング・オーリーの三名が追加。また五次聖板戦争序盤で捕獲した二体の量産型サーヴァントの身体から、魔骸殻を新規に作成し入手している。

性格的に相性の良い相手・悪い相手
いかに外面を清廉に装うとも、一殻剥けば現れる腐れた本性は中々隠し通せるものではない。豊富な人生経験からくる人物眼、真実を見抜く魔眼や魔術、氣、動物的直感、臭い…こうしたものによってその実像を看破される事もあるだろう。これらの聡い人間は警戒し近づけたくないのが本音ではあるが、優秀な手駒として止むを得ず仲間に引き入れる事もある。これとは逆に騙されやすいお人良しは、扱いやすい為に積極的に仲間に勧誘を試みる。だが方針の部分で述べた通り、英雄の資質がありそうな人間―――リーダーシップがあったり、カリスマがあったり、功績あって名声の高いような人間はまず友誼を深め仲間として利用した後、いずれは始末しようと考えている。本音を言えば英雄計画の邪魔になるというよりも、妬ましいからであるが…。

前回の第四次聖板戦争参戦者でいうならば、金山朋子、参麓丸一、東堂尊明、葦月透夜、聖板ちゃん、グリムニール、蒔崎公、ト部日紀、杉村太陽、かもと、栄勇、ギルバート、日如天、是津臨之助、風生夏香などこのあたりは優先すべき排除対象。どう考えてもブラックのほうが抹殺されそうな相手が何人もいるが、気にしない。特に暴走大聖板戦で活躍した四季条梓希、焔条陽介、またブラックと同様に特殊な英雄の力を持つ藍澤薫らは嫉妬極まるライバルと見なしている。
パートナーについてどう思っているか
召喚時から何とも素っ気無く、マスターに対して興味もなさそうな様子で冷めた視線を送るだけ。その態度が癪に障ったブラックは、恥辱を与えてやろうと令呪をチラつかせて服を脱ぐ事を強要。恥じらいもなくあっさりと裸になった彼女を手篭めにしようと試みたが、発せられた底知れぬ邪悪な王気を浴び気圧されてしまう。
格の違いを思い知ったブラックは屈辱を感じつつも屈服、一転して媚びへつらい、先ずはその願望を聞き出そうとした。しかし彼女はまるでゴミ虫を見るかのごとき一蔑をくれると、『 あなたの命令には従うわマスター。できる範囲でね。』とだけ告げたのであった。以後は特別逆らう事もなく、唯々諾々と従ってくれるので、主張の無さをやや不気味に思いつつも、それなりに信頼を寄せている。

…彼女が一体何を考え、この現世で何をなそうとしているのかがまったくわからない。正直不安ではあるが大方の命令は聞いてくれるので、あまり深くは考えないようにしている。そんなブラックがふと思い出すのは、彼の前のサーヴァントにして師匠だった王聡児の事。自分を利用しようとした事に腹を立てて罠にかけ、ついこの手で殺めてしまったが…彼女は確かに自分を評価してくれていた。関心を持ってくれていた。今のサーヴァントである武則天の無感情な黒い瞳を見る度に、対照的な聡児の熱い眼差しを思い出す。そして思うのだ――――ああ、自分は確かにあの魔女に恋焦がれていたのだと…。

だがブラックは知らない。そのかつて恋した今は亡き女が、目の前にいるという事を。 

台詞の例
『 お久しぶりですねェ~。元気にしてました? ではさようなら。私の素顔を知った者は生かしちゃおけないのでねェ~。』
『 フン…ヒーロー面していい気になるんじゃありませんよォ。目障りなんですよ、あなた…! 』
『 ウヒャアた、たまらねェェェェ!! ほらもっと、もっと私を讃えるんですよ愚民ども!! 』
『 ああ、ではお願いしますよキャスターさん。…ちッ、愛想が無いですねェ相変わらず。』
『 嘘だ…師匠は言ってくれたじゃないか、私は英雄の器だって。見捨てないで師匠、また褒めておくれよぉぉぉぉ!! 』
『 がぁぁぁッ、ち、畜生ォ苦しいィィ…ら、羅儀のヤロウ俺の体に何をしやがったァァ!!! 』 


 
※以下はすべて国巣のオリジナル設定であり、一部を除きその殆どが各キャラ製作者様方の同意と了解を得ていない妄想です。ゆえになんら正式なものではない事をここに明記しておきます。なお、各キャラクターの詳細と製作者名は第四次聖板戦争も併せて参照ください。
 

■ブラック目取真の正体に気づく可能性のある人物■

○参麓丸一 ⇒ 本物の目取真とは同じチームの仲間だった事があるので、気づく可能性がかなり高い。
                          …意外に気づかなかったりして。

○緑川犬黄楊 ⇒ 目取真、ブラックの双方と面識があるという国巣設定なので気づく可能性が高い。

○藤八水 ⇒ 本物目取真とは友人だった上に勘が鋭いので、初対面で気づいてしまった。そして口封じに…。

○小田吉法子 ⇒ 最も親しき仲間であり、本来は直ちに気づいてもおかしくないのだが、事情により正常な判断が
                              できなくなっている。

○藍澤薫 ⇒ 目取真に魔術の特訓を施した先生である上、頭脳も明晰であり見抜く可能性は極めて高い。

○焔条陽介 ⇒ 本物の目取真とブラック、双方と面識があるという国巣設定なので気づく可能性がある。

○ヘルマン ⇒ 四次戦争でたまたま会った本物の目取真に、気紛れに地属性魔術を教えてくれたという国巣設
                          定。偽者は地属性を使用できないので気づく可能性が高い。

○ジュゼ・ガルブレグ ⇒ 目取真とは友人である上に、緑川犬黄楊と同様ブラックと戦い一時撃退したという国巣
                                 設定がある。出会ってすぐに看破する事だろう。実は、前回ブラック目取真の英雄化儀式が
                              失敗したのはジュゼの持つあるスキルのせい…?

○桑原虎氏 ⇒ ブラックから仲間になるよう勧誘を受けた際、その内に秘め隠した負の氣を感じ取るだろう。

○大河正博 ⇒ ブラックから仲間になるよう勧誘を受けた際、『 貧者の見識 』スキルによって即座に本性を見抜
                          くだろう。

この他、確かな人物眼の持ち主や勘が鋭い人間、目取真の知人友人らは正体を察する場合も。 

■その他の関連人物■

○煌ノ宮羅儀 ⇒ 英雄因子を注入され復活させられる。絶大な力を持つ魔人・羅儀にとってはブラック目取真ごと
                            き戦場を盛り上げる遊戯の駒に過ぎない。

○京華堂文徳 ⇒ 同じく羅儀によって運命を翻弄された人間で、第四次聖板戦争にて命を落とした男。劣等感か
                            らくる歪んだプライドの持ち主で根が卑小な部分など、ブラックに似通っている部分があった。顔
                            見知り程度だが、ひょっとしたら友人になれたかもしれない。実は平行世界の同一人物が今回
                            参戦、だが性格は大きく異なっているようだ。

○双丸滋蒼 ⇒ 四次戦争中、双丸に普通に襲われて命からがら逃亡。奇怪な拘束魔術でサーヴァントが捕らわ
                        れ、危ない所であった。変態コワイ。

○晦 露雪 ⇒ 四次戦争終盤、彼女の通り魔的襲撃を受け負傷。露雪は正に自らが憎む『 英雄 』の負の部分を
                具現化したような相手に、知らず復讐を果たしたともいえる。
                      
                      

○四季条梓希 ⇒ 五次戦争序盤にて、彼女に告白するなどして一騒ぎ。また焔条陽介の魔竜化暴走事件が発生
                            した際、ブラックはその遺骸から魔骸殻を作成しようと企み殺害を提案。陽介を人間に戻す方法
                            を探し、救助しようとする梓希らと激しく対立する。魔竜の被害を止める為一刻も早く殺すべき!
                            と主張するも、普段温厚な梓希の見せた意外な気迫に退けられる。この時に思わず見せてしま
                            った冷徹な本性が、後々の正体露見に繋がるのだった。

○ト部依斗子 ⇒ 次元を越えてきたブラックを臭いで感知し注意してくる。五次戦争序盤で彼女に目をつけられて
                            お仕置きされ退場→いきなりすべてが終わる展開も十分にあり得る(泣)

■第四次聖板戦争の経緯■

 ※執筆中