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氏 名
ヘムネチェル・テンペトツー
職 業
大神官
属 性
秩序/悪
性 別
身長・体重
191cm・79kg
年 齢
43歳
活動拠点
古読刑務所
サーヴァント
アーチャー
詳細設定
身体能力
A
戦闘技術
B
魔力量
A
魔術評価
C
精神強度
A+
幸運
B

保有スキル

大神官
エジプトのサソリの女神・セルケトを崇める秘密教団の長にして、信徒に神託を伝える神官。
教団は古代王家の末裔を称した曽祖父が開祖であり、彼で四代目である。

教団はエジプトの地に再びいにしえの神々の信仰を蘇らせようと、二百年に渡って地下で活動を続けてきた。しかしある事件を切欠に魔術協会と衝突、敗れた教団はほぼ壊滅状態に陥る。以後残党は邪教認定され、長らく日陰の道を歩まされる事となる。

…だが僅かに残った信徒達は諦めてはいなかった。聖板戦争にて聖板を取得し、教団再興の一手としてセルケト神の受肉を計画。大神官自ら武装信徒を率いて来日するも、戦争開催前に警察庁公安課にこれを察知されてしまう。理外監査室応用警邏隊の急襲を受けて信徒らは軒並み逮捕、大神官ヘムネチェルも逮捕され、オカルト犯罪者収容施設である古読刑務所へと投獄される屈辱を味わうのであった…。

魔術:D
特定の生物を使役する虫使いの系統の魔術。操るのがサソリなので通称を 『 魔蠍使い 』 ヘムネチェルと呼ばれる。
オブトサソリなどは針に致死性の猛毒を持ち、これを使い魔にすれば暗殺も容易となる恐ろしい生き物。また魔術で育成した鉄の甲殻を持つ体長1.5mの大サソリを数体、護衛用使い魔として飼っていたが、これまでの戦いで全て失っている。

こうしたサソリのような毒虫を操る魔術は、伝説ではミノタウロスの母親であるパーシパエーが使用したものが知られている。
魔女キルケーと姉妹でもあるパーシパエーの母親はペルセーイスであり、ペルセーイスは魔女神ヘカテーの別名。ヘカテーは魔女メディアの魔術の師で、エジプトの魔女神ヘカトととも同一視される。もしもパーシパエーの魔術の源流がエジプトにあるとすれば、イシス神も我が子ホルスを守る為にサソリを召喚し護衛させている事から、サソリの使役はエジプトの神々にとっては割とポピュラーな術なのかもしれない。

 起源 : 蠍
 属性 : 水
 魔術系統 : ヘカ(古代エジプト魔術) 
 魔術特性 : 生物使役(サソリ)
 魔術回路 : 質B/量A/編成・正常
 魔術発動ワード : 『 呼吸させる者(セルケトヘティト)よ 』

呪術:B
古来より中東やアジア圏に伝わる魔道。呪術の行使は肉体を素材にした物理現象に当るので、その攻撃は対魔力スキルで阻害されない。

彼の得意とする呪術は、サソリに刺された傷を癒す…という医療神の側面を持つセルケト女神の信徒らしい『 再生 』の呪術。
単なる傷の治癒に留まらず、再生芽の幹細胞に働きかけ別生物の器官を再現する『 異種再生 』の秘技も使用できる。この異種再生の力によりサソリの尾を生やし、そのうえ自らや他者の血肉からサソリの群れを生み出す事すら可能。 無論、生み出したサソリは『 魔蠍使い 』 の魔術で操れる。再生できる部位は人体器官の他はサソリのそれのみであり、セルケト教団大神官の家系に代々伝えられてきた秘術。また再生呪術を施す事で限界以上に身体を酷使し、常時火事場の馬鹿力を発揮できる状態にある。

マンティコア・ウィップ
大枚をはたいて魔獣マンティコアのサソリの尾を入手し、鞭状の魔術礼装に仕立て上げたもの。
尖端の針は麻痺毒を有し、伸び縮みして最大10m先の相手を攻撃する事ができる。振るって打ち据えればサーヴァントにすらダメージを与える威力を持つ一品。製作加工には著名な死霊魔術師が関わっている。 
超能力:A
特殊な念動力を使用する。強大な力を持つが、脳に大きな負荷がかかるゆえに切り札扱い。

魔術のような神秘に根差した技術ではなく、超能力は人が人のままに持つ特異能力。本来は先天的な資質が必要とされる一代限りの突然変異。ただしヘムネチェルの場合は高次元の神霊による干渉を受け、脳のチャンネルを開いてもらった事で行使可能となった力であり、神秘の手が介在しているので魔術と超能力の中間のようなもの。参麓丸一(参麓氏製作キャラ)が女神より与えられたテレズマパワーとは非常に近い能力かもしれない。

内容については魔術奥義参照。

魔術・奥義

群体融合・死の蠍タンムーズ
ランク:B 種別:対人魔術 レンジ:5 最大捕捉:10人

身体から生み出した無数のサソリの群れを合体させ、巨大な人面怪物サソリ・タンムーズを作り上げる術。
その名は蠍の悪魔を意味する。

呪力と魔力によって構成されたその身は生物界の常識を越え、5mの巨体に分厚く堅い甲殻を持つ。また大鉈のようなハサミと大槍のような尻尾の針を備え、Cランク相当の対魔力を保有しているので、低位なサーヴァントと渡り合える程の力を秘めた準魔獣級の化け物。ここまでくるとちょっとした装甲車並みである。弱点は背中の心臓。

蠍女神の鋏/蠍女神の針セルケト・レサト/セルケト・シャウラ
ランク:B 種別:対人能力 レンジ:1~7 最大捕捉:20人

物体を不可視の剣で切断するトモスキネシス、物体を不可視の槍で貫くアカンタキネシスの、種類の違う二つの念動力を駆使して攻撃する超能力。脳への負担が大きく、連続使用は命に関わる。

これらは自らに仕える優秀な信徒…とセルケト神に認められたヘムネチェルが授かった超能力で、それぞれ 『 蠍女神の鋏 』 『 蠍女神の針 』 と呼称される。力に切る・刺すという指向性を持たせた事により、通常の念動力よりも複雑な力場の操作が要求される高等技。彼と戦う者はあたかも透明な大サソリと対峙しているような錯覚に陥る事だろう…。

ヘムネチェルの優れた部分は魔術・呪術・超能力――――加えるなら鞭術に至るまで、まったく分野の異なる力や技をそれぞれ器用に使いこなせるところにあるといえよう。 

投稿者・コメント

国巣
目取真と同じ脱獄囚人チームの一人。レートはA級理外犯罪者。
聖板戦争を若い女子供ばかりにしてはいけない! おっさんだ、戦場を加齢臭で満たすんだ!という危機感から生まれたキャラ。

コンセプトはわかりやすい悪の魔術師。当初はfate/zeroで切嗣の回想に出てきた魔蜂使い・オッド=ボルザークの同族で魔蠍使い…にしようとしていたのですが、いつの間にか怪しいエジプト人に…。
通常の伝奇ものならラスボス級、けど猛者が数多集う聖板では良くて中ボス程度の強さです。

一応は目取真の脱獄仲間ですが、基本は目的の為には手段を選ばぬ悪人であり、あくまで一時同盟を組んでいるだけ。その内裏切るかもしれません。

怪しい教祖系キャラという事でちょっとガミドフ(配管氏製作四次キャラ)入ってるかも…。