総合学園高等部に通う、割と普通な女子高生。
頭脳明晰、成績優良で知られるが、内向的であまり人を近づけない性格の為、友人などは少ない(いない)。
普段は勉強ばかりしているかのように思われているが、何気に趣味は小説執筆。
それもいわゆる夢系である。
その関係で資料収集の為に図書館やら古書店やらに入り浸ることも多く、
素人ながら妙に魔術・オカルト方面に明るくなってしまった(主に文化史やら民俗学やら的な意味でだが)。
幼少の頃にいろいろあって両親とは離れ、今は祖父母の家に住んでいる。
一時は不登校状態になったりしていたこともあるが、小学校時代の恩師の尽力もあり立ち直った模様。
とは言え、基本的には人間不信とまではいかないまでも人間関係にはシニカルな目を持っているようで、
同世代の友人がほとんどいないのもその辺りの事情が大きい。
あまり盛り上がらないなりに平凡な高校生として過ごしていたが、
ある時小学校時代の恩師の窮乏を知る。
前後して、ひょんなことから奇怪な小聖板を手に入れた彼女は
その重大さに気づかないまま英霊を召還するのだった...