「普段仲良くして見せてたって、
 いざって時にも助けてくれる人なんて殆どいないんだから」

概要

総合学園高等部に通う、割と普通な女子高生。
頭脳明晰、成績優良で知られるが、内向的であまり人を近づけない性格の為、友人などは少ない(いない)。
普段は勉強ばかりしているかのように思われているが、何気に趣味は小説執筆。
それもいわゆる夢系である。
その関係で資料収集の為に図書館やら古書店やらに入り浸ることも多く、
素人ながら妙に魔術・オカルト方面に明るくなってしまった(主に文化史やら民俗学やら的な意味でだが)。

幼少の頃にいろいろあって両親とは離れ、今は祖父母の家に住んでいる。
一時は不登校状態になったりしていたこともあるが、小学校時代の恩師の尽力もあり立ち直った模様。
とは言え、基本的には人間不信とまではいかないまでも人間関係にはシニカルな目を持っているようで、
同世代の友人がほとんどいないのもその辺りの事情が大きい。

あまり盛り上がらないなりに平凡な高校生として過ごしていたが、
ある時小学校時代の恩師の窮乏を知る。
前後して、ひょんなことから奇怪な小聖板を手に入れた彼女は
その重大さに気づかないまま英霊を召還するのだった...

性格
概要にあるように、基本的に優等生であるが人間観は淡泊。
決して人間を蔑視していたり他人に冷たいというわけではないが、あまり他人に対しての期待を持たず、
ある種の諦観を持っている点においてニヒリストともいえるかもしれない。
しかしその反面、他人に対して求めないにも拘らず自分は他人にできるだけのことをするべきだという
考えを持ち、利己的に孤立することは良しとしない。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
実は当初のつもりではサーヴァントとして呼ぶつもりだったのはアプレンティスではなかったため、
出現した全裸イケメンを目にした直後は当然ながらパニクったようである。
が、とりあえずサーヴァントとしての彼の特異性を理解した後は
(殊更面倒なものを呼んでしまったことに頭を抱えつつも)
地道に戦いの役に立ちそうな技を身に着けさせることから始めるつもりのようである。
宝具についても理解はしているため、戦い相手を倒すにあたり必要条件となるであろう
宝具の使用を何とか実行させなければと思っているが…
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
戦闘能力などは無いので、ひたすら隠れてやり過ごそうとする。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
ある程度人間について達観した目を持っているとはいえ、
基本的にはやはり利己的に人を害するような悪人は受容し難い。
また、逆に善良な人間に会うと、好感を覚えつつも同時に一抹の疑念を持ってしまうことに
負い目や申し訳なさを覚えてしまう為これも苦手としている模様。
パートナーについてどう思っているか
あまりに純粋に善良、人を疑うことを知らない純朴さに呆れつつも羨ましく、何だかんだで好きな模様。
それだけに、宝具の使用によって彼に重大な変化をもたらしてしまうであろうことについて
葛藤を生じ始めている。
台詞の例
「確かに人間なんて当てにならないし、だいたい自分のことばっかりよ。
 でもね、他人がそうだからって自分もそうするっていうのはやっぱり違うと思うのよ」

「ねえ、どうせならもうちょっと戦いの役に立つような技を……ううん、何でもない…」

「私…結局彼をどうしたいのかな……」