警察官。『警察庁公安課理外監査室応用警邏隊』の『第三執』隊長にして、警察組織における対超常存在最高戦力の一人。普通の犯罪のときは極力出てこないが、普通でない犯罪が発生した時は即座に出動、持ち前の五感と直感、圧巻の身体能力で犯人を捕らえる。
元々は遠く離れた混血の家系の生まれであり、その戦闘力を生かして暴走した一族の処刑人として活動していた。だが、若い頃に紆余曲折あって一族を滅ぼしてしまったため、放浪の身の上に。なんだかんだあって住み着いた街で警察に就職することは出来たものの、桁違いに高い身体能力によるやり過ぎによって停職処分を受けたりしていた。
その後、そのあまりの強さは直ぐに上層部に伝わり、その非常に高い戦闘力と混血等を始めとした超常存在への知識、あと厄介払いを兼ねて応用警邏隊に徴発された。以後はその戦闘力を存分に活かした仕事に従事し、10年ほど前から第三執の隊長を務めている。