「人は選ばなければならない。
 ――――星を食らいながら生きるのか、新たなる生き方を得るのか」

概要

 アフリカ出身の、すでに滅んだ部族の呪術師にして祈祷師。現在はまるでゴリラ野獣のような姿をしており、人前に姿を見せることはない。常々より自然に敬意を払っており、物質的な文明より精神文明のほうを重視している。見た目に似合わず長く生きており、呪術師としてはそこそこ有能であることがわかる。
 かつて行った祈祷によって、このままの勢いで人類が星を食いつぶすようなら滅びは避け得ぬという未来を感じた。それ以来、どうにかして人類の方向を転換して未来を守るべきだと考えるようになり、聖板戦争が行われると聞いた古読市に飛行機で空輸されてきた。現在は北部山地近辺の森林に住んでいる。

性格
 理知的かつ情熱的な性格。己の戦いを人類を救うためのものであると信じているため、その邪魔をするものには容赦をしない。己の願いが今の人類の文明に対する破壊行動であるということは分かっており、今を生きる人間たち、特に幼い子らを殺める結果につながることについては苦悩している。
 また、肉体の影響が精神に及び始めており、時折己の信念を失いそうになっていることに恐怖している。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
 序盤のうちはバーサーカーの強化に努めており、積極的に戦いを仕掛けることはせず森に隠れている。ただし、バーサーカーの強化度合いを確認するために時折廃棄場に出向いている。
 バーサーカーが十分に強化された頃合いを見て街へと侵入し、敵を狩る予定。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 獣の剛力を振るい、呪術によって相手を呪う。肉体変化に特化した呪術師であるということは、他者の肉体に影響を与える呪詛の扱いがお手の物ということでもある。殴りあいながら相手の体の動きを阻害したり、感覚を麻痺させたりといった以外にクレバーな戦い方をする。
 強みは力の強さと耐久力によって倒れにくいこと、弱みは距離のある相手との戦いができないこと。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 自分が人類を滅ぼしかねない願いを持っている事は知っているので、大抵の人間とは打ち解けようとしない。一応、彼と同様に「人類を滅びから救う」ことを望む相手とはそれなりに話せるが。また、人間至上主義的な思考を持ち他生物を減らし続けても平気な者との相性は悪い。また当然、人類に対して敵対的な存在とも同様に悪相性である。
パートナーについてどう思っているか
 バーサーカー本来の性質から言うと到底受け入れられない存在であるが、しかしある意味において人の罪の象徴の一つである彼女には一種の畏れを持っている。
台詞の例
「ご覧の通り私ハただのまじない師でね。できルことなど精々が呪いで肉体を変えることくらいだ」
「正面から相手を打倒せん……なドトいう愚は冒さヌよ。我が願いのタメ、
 霊長の救済のために、私は負けるわケニはいかないのだ」
「そうだ……人、ヲ、救う、タメだ、お前を、タメス……ゾ……!イケ、バーサーカー!」