不真面目そうな追跡者

概要

『警察庁公安課理外監査室応用警邏隊』の「二廷」に所属する新人。退魔四家の1つ「巫浄」の分家の一族の末裔。
巫浄一族は基本的に呪術や占いなどを行う巫女の一族であり、技術の伝承によって一族を存続させた家系である。
分家であるところの普浄一族も例に漏れず、自身の技術を伝承することで家を存続させてきた。
基本的には優れた才覚を持つ子を高級な巫術師に、そうでない子を探偵や占い師などの職業に就かせている。
彼は一点特化した才能しか持たず、家を継げなかったためにその才覚を扱える警察という職業に就いた。
占術師・呪術師という意味では才覚は無きに等しいが、その分残留思念を読むという一点に関してだけはトップクラスであり極めて高い情報収集能力を持っている。

性格
普段はヘラヘラ笑っており不真面目だと言われることもあるが、生来の気質は真面目であり、比較的善性寄りの中立である。 また神経質で地味に執念深く、蛇のようだと揶揄されることもある。普段笑っているのも、相手を怒らせることで感情を露見させ情報を蒐集するためだとか。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
基本的には浄眼や情報収集で集めたデータを基に、一般市民にとって危険な相手を狙っていく。
とはいっても当人がたいして強くないため、基本は武闘派な同僚に情報を渡すことが大半。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
戦闘スタイルは、警察学校で学んだ戦闘術、のみ。
一応優秀な肉体能力を保持しているが、あくまで一般的な人間としては優秀というレベルでしかない(スポーツの県大会で優勝できるくらい)ため、サーヴァントと戦うときはアーチャーに任せっきり。
彼の優れていることは盤外戦術であり、戦闘した跡地からサーヴァントやマスターの思考を把握し、その名前や能力を獲得する。 その上で相手の行動を予測し、戦いの際に有利になる手段をアーチャーに伝えることで勝利の可能性を向上させる。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
根は真面目で神経質なため、同様に真面目で几帳面な相手を尊重している。が、普段の態度が態度なため相手からは嫌われがち。
逆にルーズな人間は嫌い。細部まで詰めないと気が済まないため、なあなあにされるとすぐにイライラしだす。
また、その性質上ルールを侵す人間を蛇蝎の如く嫌っており、犯罪者をとっ捕まえる事に気炎を上げている。
パートナーについてどう思っているか
真面目な性質であることは好ましいと思っている。が、身内相手だと結構基準を緩めがちになる部分はあまり見逃せない、らしい。
それでもお互い善性であり、また犯罪者を許しがたいという性格も似通っているため良好な関係を築けている。
台詞の例
「戦争? 僕が? 冗談やめてくださいよ隊長……って、聖板?を持ってるなら強制とかマジですか……」
「アーチャー。あのサーヴァントの戦闘は放っておいても構わないけどさ、場所だけは覚えといてくれよ」
「……ふん。どれだけ理由があろうと、秩序を乱せばそれだけ迷惑被る人間がいるんだよ。犯罪者を見逃せる理由にはならないね」