『警察庁公安課理外監査室応用警邏隊』の「二廷」に所属する新人。退魔四家の1つ「巫浄」の分家の一族の末裔。
巫浄一族は基本的に呪術や占いなどを行う巫女の一族であり、技術の伝承によって一族を存続させた家系である。
分家であるところの普浄一族も例に漏れず、自身の技術を伝承することで家を存続させてきた。
基本的には優れた才覚を持つ子を高級な巫術師に、そうでない子を探偵や占い師などの職業に就かせている。
彼は一点特化した才能しか持たず、家を継げなかったためにその才覚を扱える警察という職業に就いた。
占術師・呪術師という意味では才覚は無きに等しいが、その分残留思念を読むという一点に関してだけはトップクラスであり極めて高い情報収集能力を持っている。