とある依頼により海外から来た細身で片目を松葉色の髪で隠した男性。
彼の家系は、暗殺を生業としていた一族であり特殊な装備を使った暗殺術を得意としており彼もまたその技術を教え込まれ、
小さい頃から様々な場所での戦闘を経験している。
10年前に最愛の妹を事故で失ってからは家を出て傭兵として各地を点々としていた際に今回の依頼者が聖板戦争に参加して
護衛をしてほしいと言う依頼が来る。依頼内容には疑問を持たなかったが「願いをかなえる」というワードを目にした瞬間彼は
即座に依頼を請けるその聖板戦争が起こる地へと向う。
到着後、指定された場所である天悼神社で聖板と妹(蒼い髪が美しい少女)を渡され、
「何か連絡があるまで適当にやっといて」と言う言葉を最後にそこに住んでいる人のものと思わしき家に入っていった。
妹(蒼い髪の少女)と二人ぽつんと立ちすくむがとりあえずは行動する為に近くの町に潜伏する事にした。
正直彼女を護衛する為に来たのではないのかと疑問に思ったが多額の依頼料が既に振り込まれていた以上
依頼を真っ当しようと考えていた。
漆黒刃《ブレイドキャスト》での高速移動をしているとなりで、表情も変えずに並走する妹(蒼い少女)を見ながら。
彼はまだ知らない、これから彼の運命を変える少女に出会うことに。