「悪いな…俺ぁクッソしぶてえんだ……特に今夜はな!」

概要

世の闇にうごめく妖魔や異能者、魔術師などの超常事件と戦う幻想探偵。
元は流しのゴロマキだったが、かつて故郷でもある江板でおこった聖板戦争に巻き込まれ、
そこで己の中に眠っていた獣の血統が覚醒、人狼となってしまう。
何とか自我を取り戻すものの、すでにあさましい人外に堕してしまった身では
想う人にも合わせる顔も無く一人江板を後にしたのだった。

今回は警視庁捜査四課(オカルト対策課)からの依頼を受け、
古読市で再び開催される聖板戦争の調査の為に訪れた。
サーヴァントのセイバーはやはり知人の中国人と思しき老人のつてで
ヴァチカンのジョナサン=S=オルコット神父から借り受けたもの。

性格
外見は粗暴で凶悪だが義に篤く面倒見のいい優しい男。
以前は頭に血が上りやすいところがあったが、人狼となってしまったことで
容易にカッカすると大変なことになってしまうため、すっかり自重して我慢強くなってしまった。
おかげで以前よりも冷静でクレバーな立ち回りができるようになっている。

非常に負けず嫌いで天邪鬼な性格は相変わらずで、力をかさに着るものに対しては
何かしら一泡吹かせてやらないと気が済まない。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
調査に協力しろと言われてはいるものの当面はとっかかりが何もないので
まずは今回の参加者を端から洗い出して一覧を作ろうと考えている模様。
セイバーに密かに聖板に望みたい願いがあることは薄々察しているが、
仕事には相容れない上当のセイバーも何も言わないので敢えて触れていない。
基本的には身を隠して戦争自体には触りたくないところだが、
巻き込まれて危険な目に合うような人間がいれば無視して通れるような性格もしていない。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
血に目覚める以前からの野性的な喧嘩スタイル。
格闘技を習ったことは無いが野生の勘と元々高い身体能力、積み重ねた実戦経験による高いカラテを持つ。
獣態化すれば当然全ての能力が強化される上、爪や牙といった身体武器の利用が可能となるので
スタイルの幅がより広がる。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
いわゆる悪党は論外だが、善人でも秩序の傾向が高い相手だと相性が悪いらしい(優等生は苦手)。
典型的な「弱きを助け、強きを挫く」性分の為、弱い立場に追い込まれた相手には
(それが例え先程まで戦っていた敵であっても)甘くなってしまうところがある。
パートナーについてどう思っているか
セイバーの抱える特殊な内的事情については、当初は相当に混乱したものの、
そのあまり女性的とは言えない外見のおかげもあってか割とすぐに慣れた模様。
年恰好の問題から、やんちゃで生意気なガキ(少年)ということで扱っている。
油断してるとアクシデントに見舞われて慌てることもあるが。
台詞の例
「全く世間にゃあまだまだ得体の知れねぇ隙間があるもんだなァ」

「さっきまでのドヤ面はどうしたよ? しょぼくれたチンピラがこんなに強いとは聞いてなかったってか?」

「確かに俺ぁ金で雇われてるだけの探偵だがな  生憎と俺ぁ四課の連中が嫌いじゃねえんだ」

「うるせぇ 俺は死なねぇし…例え死んでも絶対ぇ負けねぇ」