同じく警察内のオカルト対策部署である警察庁捜査第四課とは、ライバル的な関係。現場で衝突する事も度々あるようだ。
徒手術技は日本拳法、警棒術技は剣道などを参考に作られている。
なお警邏隊員の内でも上位の強者は、強化のレベルが更に高い 『 勝利の雄叫び(クラモール・トリウンファーリス) 』 を必殺の技として身に着けている。
直心影流には藤川派、男谷派などの分派があるが、関三郎は正統である長沼派の剣士である。
架空の物語内での直心影流の使い手は、たかしげ宙原作の漫画 『 死がふたりを分かつまで 』 の主人公である土方護、佐伯泰英作の時代小説 『 陽炎の辻 』 の主人公である坂崎磐音、黒神遊夜原作の漫画 『 武装少女マキャヴェリズム 』 のヒロイン鬼瓦輪などがいる。
理外監査室応用警邏隊の複数名がこれを会得しているが、鎮圧術とは銘打っていても、やはり身体能力に大きな差があるサーヴァント相手では中々勝利は難しいようだ。それでもサーヴァントと正面から白兵戦を行えるのは、特筆すべき点である。
刀鍛冶である正宗は、警察庁が独自入手した小聖板のレプリカを以って召喚したサーヴァントの一人。対サーヴァント戦における警邏隊の切り札が 『 警視流 』 だけでは心許ないと判断した上層部により、隊員の更なる戦闘力向上を目指して名刀正宗の量産を依頼した。元より正宗の刀は、元寇で攻めてきた蒙古兵との戦闘を考慮して打たれたもの。日本の地を汚す夷敵を討つ為ならば…と、快く承諾してくれた。
日頃からのほほんとしており、警察の人間とは思えぬ程のお気楽体質。やや頼りなげではあるが、お年寄りや子供には好かれている。しかし戦闘では超人的どころか入神の域とも言える剣の腕を見せ、技量だけなら警邏隊屈指の存在。噂では剣道全日本大会優勝者を圧倒し、警視庁武術顧問の一人である伝説の古流剣術家すら歯が立たなかったという。…しかしこの若さでこれほどの達人ながら、不可解にも関三郎はこれまでまったく世間で名が知られていなかった。もしや山育ちだろうか?
隊内カラオケ大会のレパートリーは特撮ソング。RIDER CHIPS 『 ELEMENTS 』 、ISSA 『 justiφ`s 』 、速水けんたろう 『 虹色クリスタルスカイ 』 など。