占星術師の中には超短期的に因果律に干渉し、運命を変える『星の導き』といった術を使える者もいる。カル・カ・シェオブは星の導きは使用できないが、星々の間に満ちる未知のエネルギーを操れるという噂がある。
構成員は大地の呼びかけに目覚めたと称する人間を中心に、人狼や魚人などの亜人種や精霊使い、知恵ある獣、果ては死徒や魔との混血までが所属していた模様。設立当初は星に災いをなす人類と戦う組織だったはずが、次第に非人類種族が人間に取って代わって霊長となる為の集団と化し、明日の地球の覇権を巡って別種族同士での仲間割れが絶えなかったという。
今回の聖板に参加している『三殲騎』、ボラ・ガルダンド・ラーヘルの三名(いずれも国巣製作キャラ)は、かつて大地の使徒に所属していた部下である。
過去の地球史で誕生した強力な生物を現代に復活させる事ができるが、遡って呼べるのはせいぜい数百万年前くらいなので恐竜を復活させるのは無理。ということで、戦闘力の強い獣霊を挙げるとすればマンモス、スミロドン、アンドリューサルクス、プルスサウルス、フォルスラコスなど新生代あたりの巨大生物だろうか。
想像力の許す限りあらゆる状況を具現化できるが、小さな地球を作り出し、その周囲を高速で回る星々をぶつける『ジオセントリズム(天動説)』という技で攻撃する。空想具現化は魔術ではないので、対魔力では防げない。
言語を絶した超越能力だが、これほどまでの力をどうやって得たのか、これも星から授けられた能力なのか、カル・カ・シェオブはその全てを明かしていない。どのような理屈の上で無効化しているのかも不明である。
無論のこと、人類の概念そのものが形をとった訳ではない銃火器、気功、超能力などによる攻撃を無効にする事はできない。