狂える混血

概要

 第四次聖板戦争でとある女子と精神交換を果たした邪神信仰を常とする魔術師。
 かの戦争の後、さあいざ供物をと思ったところでとある刺客による襲撃を受けた。
 それは鋭角の猟犬、尖った時間に存在する魔獣にして絶対の追跡者「ティンダロスの猟犬」である。
 ティンダロスの猟犬、そしてそれを統括するティンダロスの王はアブドゥル・アルハザードの信仰するヨグ=ソトースと敵対関係にあり、優れた神官たるアブドゥル・アルハザードが受肉を続けていることが危険視されたために刺客として放たれた。
 アブドゥル・アルハザードは神話的相性の問題もあり苦戦したがどうにか勝利するものの、その際にティンダロスの猟犬の粘液に触れ、ティンダロスの混血として自身が徐々に怪物化していく事に。
 そのままではヨグ=ソトースへと差し出す肉体としては不適格であるため、混血状態を解決するために新たな聖板を求めた。第五次聖板戦争には第四次聖板戦争の参加者も幾人か参加しているため、その匂いを追跡して自身を第五次の世界へと送り込んだのである。
 ちなみにティンダロスの混血への進行は魔術によって抑え込んでいるが、それでも徐々に進行しているらしく頭にケモミミが追加されている。なぜだ。

性格
 畜生外道魔術師。目的のためには手段を選ばないという性質は魔術師らしいといえばそうなのかもしれないが、彼の場合度が過ぎている。
 更に言えば完膚なきまでに狂人であり、真っ当には会話が通じない。
 ちなみに、現在は色々焦っている状態なのでとてもではないが(オモシロ)笑顔を浮かべる余裕はないらしく、常に微笑むという無表情を浮かべている。そしてたまに冷や汗をかいてたりする。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
 誰かのマスター権を奪い、聖板を完成させる。
 とにもかくにもそうしないことには彼にとっては何も始められないのである。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 基本的には召喚生物による戦闘。多種多様な神話生物はサーヴァント相手に防戦できたり、あるいは一部を凌駕するレベルのものも存在する……が、大半は雑魚。
 また、邪神の智慧による魔術を行使することも可能。こちらは所謂一流のキャスターサーヴァントレベル。
 現代の魔術師では余程のことがない限りそもそも比較にすらならない。
 相性が悪いのは三騎士やライダーのように対魔力を持ち、物理戦闘能力が高い相手。
 神話性物は蹴散らされるし魔術は通らないしで彼は逃げるしかないだろう。
 今回はティンダロスの猟犬のスキルによって鋭角から鋭角へ移動できるため、逃げ足が尋常じゃない。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 同じ邪神を信仰する相手とは相性が良い。それ以外は大体相性が悪い。
台詞の例
「どうして、こんなことになってしまったんだ………!」
「僕の胸がどうしたんだい?ふふ……気になるのかなぁ?」
「ああ、ああ、悍ましき鋭角よ!侵せると思うなかれ、冒せると傲るなかれ、犯せると慾するなかれ!
此の肉体はお前達が侵入って良いものではないのだ、曲がりを持たぬものが、真なる球虹を淫してはならないのだ。ああ、偉大なりしあの虹色に捧げるために、僕は、鋭角を拒み続けよう────」