なおmugenでも活躍中のリアス式海岸氏製作、聖板出身サーヴァントキャラ・瀬織津姫も水の神という事で、カッパ谷崎なるマッチョな河童を召喚する技がある。知り合いかもしれない。
余談ながら製作者の国巣は、岩手県遠野のカッパ淵に行った事がある。
…しかしこの正吉、幼い頃から相撲がヘタクソ。仲間内との試合でもこれまで勝った事がなく、人間相手にも勝った試しがない。河童族の中で相撲が弱い、という事は大変な事である。仲間外れにされ河童扱いされず、生まれてから百年くらいの間は一人さびしく生きてきた。その経験からか今でも河童仲間と一緒にいる事は少なく、フラフラとあちこちを彷徨っている。
…しかしこの正吉、幼い頃から泳ぎがヘタクソ。さすがにカナヅチという程ではないが、本当に河童か? なんか違う妖怪なんじゃないのか? と周囲に疑われる程に下手である。 『 河童の川流れ  』  という諺は、この正吉が流されている様を見て誰かが思いついたとかなんとか。
現在は古読市役所付近の都市用水路を徘徊していて、住民から多数の目撃情報が相次いでいる。そんな訳で警察や市の環境生活課の面々が、朝から網を手に一帯を捜索中。まあ山から来た猿かなんかだろうと思われているようだが。
少年漫画の主人公めいた熱血キャラだろうが、ラノベの主人公然としたスカしたイケメンキャラだろうが、尻子玉を抜かれてはフヌケと化すのである。それ以前に、臀部を露出させられ尻に手を突っ込まれた時点で真面目なキャラとしては終わりである…。
溺死体は括約筋が緩んで肛門が開いており、それを見た昔の人が河童に尻子玉を抜かれた…と想像したのだと言われている。
伝説では多くの場合、河童が悪戯を咎められた詫びとしてこの薬を人間に渡す・製法を教える…などの展開が見受けられる。河童はよく相撲を取るので打撲傷などを治療する為のものらしい。新撰組副長・土方歳三の生家で知られる石田散薬も、こうした河童から製法を伝えられた薬だと伝えられている。
弱点はお辞儀。相手に丁寧に頭を下げられると、咄嗟にこちらも深々と頭を下げてしまい皿の水がこぼれてしまう。皿が乾いてしまっては、力が出せない。それから大好物のキュウリにも弱く、これに誘われてよく罠にかかる。
カッパは普通、緑色じゃないの? なぜ真っ黒? という疑問に関しては、昔再放送で見た日本昔話のエンディングの…。
【セリフ】
 『 おら、しょーきち。かっぱのしょーきちズラ~。  』  
 『 新鮮なきゅうりにお味噌つけて食いたいズラ。  』  
 『 じんじろげ~のつんつるげ~は地蔵さんの毛~  』  
 『 …かえりのみ~ちがわからない、ズラ  』