愛に堕ちた御使

概要

中性的な見た目をしたサーヴァント。全身に黒い羽のような飾りを纏っており、嘗ては天にいたことを彷彿とさせる。
しかし、その神性は失われており、彼あるいは彼女の今の居場所はこの大地に相違ない。
目つきが悪いが、その割には母性的。人の無秩序な死を見逃せず、街を奔走している。
しかし何よりも己のマスターを溺愛しており、愛を知らなかった少女に全霊の愛を注いでいるとか。

性格
性格は真面目であり、隣人愛・家族愛に溢れており、そして悲観的。なんかごちゃごちゃ考えてすぐドツボにはまる。
更に言えば同情気質であり、相手の都合を慮ってしまうこともしばしば。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
マスター最優先。愛されなかったマスターを愛するために全力を尽くす。
そしてそのマスターがあらゆる疵を負わないでいられる間は、その上で他者を助けてまわる。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
純魔術師としての戦闘スタイル。遠距離戦に強く、近距離戦に弱い。武芸は友人の伝授範囲であり、キャスターは伝授されていないらしい。
その分魔術師としての能力は極限に到達しており、伝承に由来する宝具と相まって魔術でキャスターに勝てる存在は人類史でも片手で足りるほどである。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
人の言うことを結構信じやすい性格のため、小狡い相手とは相性が悪い。
逆に言えば、竹を割ったような性格の相手とは相性が良い。尚、戦闘的な相性と性格的な相性が真逆になることが殆どらしい。
パートナーについてどう思っているか
愛すべき子。キャスターのマスターは哀れな一生を送ってきているため、基本的に超絶溺愛している。
寂しそうにしていれば全力で構い倒すし、いじめられていれば人知れず魔術でいじめている相手の意識改革を行ったりするほど。
願い
願いは「世界が優しくなること」である。今更自分が関わっても余計にひどくなるのでは、という考えと、それでも少しでも世界をより良くしたい、という思いがぶつかった結果。
人が隣人に少しでも優しくなれば、それは世界に広がっていくのではないかという理想を抱いている。要するに「汝、隣人を愛せよ」である。
台詞の例
「どうしたんだい、私のかわいいマスター?怖い夢でも見たのか、安心してくれ、私がいつまでもあなたを守ってあげるから」
「何、おとうさんに、おかあさん?ああ、彼らはちょっと出張に行っているだけだよ。大丈夫、帰ってきたらあなたを愛してくれるさ」
「……私は、私がこの世界を招いてしまったんだ。だから、少しでも世界がより良くなればいいなって、そう思うんだ」