鉄剣を持った、気配の薄いサーヴァント。ただ見ている限りにおいて、彼の在り方は普通の人間にしか見えない。 しかし一度サーヴァントとしての在り方が暴かれた時、その気配は罪科にまみれた咎人のそれに等しくなる。 真っ当な英霊であればあるほど、アサシンから目を背けたくなるだろう。例えどのようなことであれ、英霊であれば大きな原罪を背負うのだから。