6世紀半ばにイタリア半島に覇を唱えたランゴバルド族の王。パンノニアに当時大勢力を誇っていたゲピド族の王国をアスフェルドの戦いで撃破、続いてササン朝ペルシャとの戦いで手一杯であった東ローマからイタリアを奪い、ランゴバルド王国をうち建てる。しかしその後、滅ぼしたクピド王国の王クニムンドの娘・ロザムンドによって暗殺された。クニムンドの頭蓋骨で作った髑髏の杯が縁となり、小田吉法子のサーヴァントとして召喚される。
…しかしその心中には我知らず、暴力と恐怖によらぬ人間関係を他者と築きたい、というささやかな願望が秘められている。