それは形無き霊体すら徐々に蝕み、やがては魂をも消滅させる死毒である。海水や冥府の河の水など、飲めない水を司るティアマットが英雄神マルドゥクを倒す為に、世界中の毒素を集めて創造した最強の毒。解毒作用のあるランクC以上の宝具でのみ、これを治癒する事ができる。
出現した門の扉が開けば、マルドゥクに殺され冥界送りにされたアーチャーの父・悪霊キングーの巨顔が現れ、呪いによって人間の肉体を血に変え口から吸い込もうとする。これは生物の肉体を液化させる状態変化の術であり、魔術障壁や対魔力で抵抗する事ができる。神話によれば人間はキングーの屍から溢れる血を材料に作られたとされ、彼からすれば自分のモノを返して欲しいだけである…。なお人間で無い物にはなんら効果を発揮しない。
今回のモンスター枠。モンスターは描いていて楽しいけれど、偉人とかよりも情報が少ないので設定作りがつまらない…。という訳で詳細設定も無しです。
古読刑務所に収監されていたマスターに召喚され、脱獄の手助けをする所からスタート。戦いを挑んできた目取真のサーヴァントを一撃で屠り、圧倒的実力を見せる。
…本人の願望は退屈な門番の仕事からの一時解放であり、聖板戦争に召喚された事で既に望みは叶っているようだ。よかったね。実際は喋れるがひたすら無口。マスターの命令には徹頭徹尾服従の為、周囲には知性の無いモンスターのように思われている。
ちょっとニンジャ○レイヤーっぽい外見かもしれない。