「ヒャッハー! 敵艦隊おぶつは消毒だー!
  ……うむ、これでつかみはバッチリだな!」

概要

 赤いモヒカンが眩しいド派手な黄金の鎧にサングラス、背中に大きな樽を背負った、まるで荒廃世界を描いた映画のゴロツキの如き『ライダー』のクラスのサーヴァント。勝手に町中を歩き、マスターの金でクルーザーを買って乗り回し、夏休み中の子供に混じってラジオ体操に参加していたりとマスターの心臓に悪いことばかりやっている。なお、本来はもう少し大人しい姿なのだが、召喚されてから立ち読みした漫画だの映画だのから影響を受けてこうなったらしい。

性格
 生前の身分が関係しているのか、ほぼ常に傲慢で上から目線、なんでも自分で体験しないと気が済まないのに一度体験したことはわざわざやりたがらない……と、面倒くさい性格。
 まあ基本的には気がいい性格で、そして身分のないサーヴァントであることも関係しているのか非常にフリーダム。それでいて神秘の漏洩等にはしっかり注意を払っていたりするあたり、豪快なようでいて意外と細やかな考えが出来る人間でもある。言動からはとても想像できないのだが。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
市街をぶらついていたり、買わせたクルーザーを乗り回して沿岸を見まわったりしている。少なくとも最初のうちは戦いに乗り込んだりせず、敵の様子やら状況やらを見極めていくつもり。とはいえマスターの第一目標がヘルマン捕獲であるため、それらしき人物を見かけたらとっ捕まえに行く予定ではある。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 軍略を考えることも直接指揮をしたり戦ったりすることも好き。要するに戦いにおいては全部を仕切りたがるタイプ。ライダーにもかかわらず騎乗用の宝具を持たない(結界宝具の中から船をひっぱり出すことはできるが)ため、基本的には白兵戦で火炎放射による攻撃を好む。ちなみに皇帝特権のおかげもあって普通に戦ってもそれなりの能力があるが、流石に神話の英雄なんかと斬り合いするには心もとない腕前である。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 自分を立てる相手とは相性が良く、自分を従えんとする相手とは相性が悪い。また、目的として犠牲を望む相手とは相性が悪いが、目的のための犠牲を許容しない相手とは更に相性が悪い。
パートナーについてどう思っているか
 割とマトモで魔術師のくせに自分を(少なくとも表面上は)使い魔扱いしない、良いマスター。ボディが人形なのは臆病が過ぎる気もするが、 指揮が可能ならば気にしない。……まあ、基本方針としてはやりたいようにやるつもりなので、向こうからはあまり好かれていないのだが。
台詞の例
「む、この兜がただの軍団長のものだと?なに、余とてたまには下々の格好をしてみたいというものでな。
 ……いやまあ、このデザインは漫画を見て思いついたのだが」
「この余に獲物の捜索を頼むとは……いや、マスターのナリでは致し方無いか。
 ……うーむ、しかしマスターの先祖なる者はどこにおるのだ……?余よりデカいはずなんだがなあ……」