神代はインクで刻まれる

概要

戦場に出てくることはなく、常に学校図書館の一角かネカフェに引き篭もっているサーヴァント。
誰が彼のことを英雄と思うだろう、その風体は只の奇人で終わってしまう。
しかし、それでも彼は紛うこと無き英雄である。──否、英雄を、神をも綴る叙事詩作家である。

性格
独善的で、基本的には自分のことばかり考えている。比較的クズい。
一応当人としては真面目に人類のことを考えているらしい。ただ、やってることはマスターを前線に出して自分は遠視魔術で傍観しているだけである。
尚、それでも戦闘に貢献しているらしい。一応。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
マスターの育成が最優先。そのための試練と称してマスターをよく死地に送り込む。
どこかで劇場的な事件が起きればマスターを派遣し、経験を積ませようとしているらしい。
やってることは酷いが、それでもマスターが何のかんのと生きて還ってくるという意味では優秀なのかもしれない。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
当人のスタイルとしては魔術を扱う。神々から加護を与えられており、優れた魔術戦能力を持つ。
基本は魔術式を詩の形でページに記し、それを符の様に扱って戦う。
神言を用いて刻まれた詩は、現代に神話として現出する。魔術式に則っているとはいえ、詩を現実のものとする事ができるということがキャスターの特徴である。

だが、前線には出ない。むしろ戦場に出ない。結局の所、彼にとって戦場は記すものであって自分が立つ場所ではないのだ。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
趣味嗜好が一致するなら悪性であれ善性であれあまり気にしない。
逆に、趣味嗜好がずれている人間を毛嫌いする。キャスターにとってはあらゆる視点で自分が正しく、そこから外れているものは間違っているのである。
かなり独善的な人間だといえる。
パートナーについてどう思っているか
マスターは自分の神話叙事詩の主人公として扱っている。
キャスターのマスターはキャスターの作品や目的を否定せず、神話の主人公としての立場に素直に喜んでいるため、キャスターからしても良い読者兼英雄として憎からず思っている。
願い
「英雄譚」を記すこと。
彼の英雄譚は未来に深く名を残す程のものがあまりなく、神々や世界に関することばかり人気になっている。
ソレが気に食わないキャスターは、現世ですごい英雄譚をつくり上げるために参加した。
他にも細々した理由があるらしいが、どうせ独り善がりな理由であることは想像に難くない。
台詞の例
「あのねえ、僕は作家なんだぜ!?何が悲しくて戦場に出るんだよバッカバカしい」
「ハッハッハッハ……僕の作品がつまらない、だって?それは君、手前の頭が空っぽって言いたいんだろ?いやあ楽しそうだなあ!考える脳みそが無いと精神的にも物理的にも頭軽くなるから生きるの楽そうで!」
「さあ、マスター修羅場だぜ!ああ、昨今の意味ではなく真の意味で修羅場だ!ともすれば世界が崩壊する一助になるかもな!こりゃあ英雄として世界を救おうぜ!」