筋肉じじい。 年甲斐無く精悍な肉体に、長さの判別できない怪しげな腰布を纏った老骨のサーヴァント。 欲どしき因業老爺の顔に達観した老練家の顔が入り混じる、良くも悪くも「年の功」を極限まで煮詰めたが如き男。 その眼差しは、獲物を求める餓狼の如き鈍光を放っている。