白い肌、黒く長い髪の毛、そして竜鱗を持つ長身のサーヴァント。その肉体は鍛えられた筋肉に覆われ、見る人が見れば蛮族としか呼べないような姿をしている。 しかし、それに反して表情に浮かぶ眼差しは文明的な光を持っている。彼女に吹く風は、文化と秩序の守護者たる温かい太陽の熱を感じさせるだろう。 その手に担うトルコ石の槍には、翼ある蛇の彫像が巻き付いている。