「行くぞ！怯むな！正義は勝つ！！」

性格

明朗快活で表情豊か。
正義感熱く、有言実行騎士道精神、義を見てせざるは勇無きなり、
弱きを助けて強きを挫く、古典的かつ王道的な少年英雄主人公的性格と言える。
一人称は改まった場では「私」、砕けてる時には「僕」。

肉体的には女性なのだが、本人の性同一性は実は男性という問題を抱えており、
性格上普段は苦悩を見せることは無いが、実際相応の精神的苦痛を抱えている模様で、
女性として見做されたり扱われたりということには不快感を示す。
当人はこの不一致を何らかの呪いによるものと考えていたらしく、
聖板の力で完全な男性に戻りたいと密かに思っているらしい。

こうした問題を抱えていながら地の性格は結構なプレイボーイであり、
女性に対しては騎士道的に大仰なほどに気障に振舞う。
ギャラントリーにもうるさい(が自分がその対象になることは拒否する)。
ジリオン構成の金髪の役(それ二枚目に見せた三枚目じゃねえかと言ってはいけない)。

方針(聖板戦争での立ち回り方)

自分自身の密かな望みはあるが、大目的はそれではなく
あくまでも捜査活動への協力と余計な被害の拡大の防止である為、
積極的に戦闘を仕掛けて無暗に他のサーヴァントを倒しに行くということはしない。
他の参戦者同士の戦いに介入するかどうかは状況により、仲裁に入ったり周囲の巻き添え回避を優先したり、
場合によっては一方に加担して他方を倒すのに協力したりもする。
基本的に事情を飲み込めていない、あるいは甘く見ている巻き込まれ型の参加者に対しては
戦争の危険と他者を害して自分の利益を奪い取ることの非を説いて棄権を促す。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)

セイバーでしかも剣に加えて盾を持っている極めてスタンダードなスタイル故、
突出した強みも憂うべき弱点も特にないハイスタンダードな白兵戦能力が売り。
特徴的な能力である味方の強化は最終的に自分一人が生き残ることが目的の通常の聖板(聖杯)戦争では
結局有用性が乏しくなる能力だが、勝ち残りよりも捜査や抑止制圧が主目的のミッションにおいては
協力者を増やすことで相当に優位となる可能性もある。
特に、今回はマスターである犬養の戦闘力が相当に強いので、マスターとサーヴァントで
囲んで棒でたたく連携して戦う戦術が可能であるのは他には無い強み。

性格的に相性の良い相手・悪い相手

事績からなんとなくファナティックな人柄を想像されることが追いが、
他人に対しては割と鷹揚で懐は深い。
しかし、彼(女)が「男性である」ということに理解が無い、受け入れられないという人間は結構多く、
彼(女)のせいではないが気のおけない仲間と呼べるものが限られてしまっている。

パートナーについてどう思っているか

一見粗暴そうな外見に似合わず騎士道精神をわきまえた中々の漢という評価。
自分をガキ扱いはしても女としてはあえて取り扱わないのも高得点。
だが、内に秘めた獣性にかつての相棒の転落を思い起こし心配している部分もある。

台詞の例

「やあ、間に合ったね。怪我はないかい？お嬢さん」

「僕は君の為に。君は君自身の為に。それでいいんだ。共に戦おう」

「さすがに手強かった！　やはり私のような我流とは技の厳しさが段違いだ…(剣術を使える相手に)」

「力無き正義は無力…されど正義無き力は無道にして無力！　心に正義のある限り僕が倒れることは無い！」