「主よ。貴方に救いを求めるものがいる限り、私は彼らを救うのだ」

概要

 代行者ベアトリスが召喚した『ルーラー』クラスのサーヴァント。筋骨隆々とした老人の姿をしている。
 穏やかで威厳のある物腰のサーヴァントだが、いざ戦いとなれば強靭な肉体と主への祈りを武器として容赦なく敵を撃滅する。
 とはいえ、本来戦闘に関わるものではないルーラーであるため、基本的に戦おうとはしないのだが。

性格
 基本的に慈悲深く寛容な性格。己と同じ神を信じる全ての人間に慈悲深く、そうでない人間でも救いを求めるならば手を差し伸べ、己の信じる神に敵対的な相手に説得と改宗を勧め――――だが、それら全てを蹴る者は一片の容赦もなく滅ぼす苛烈さを持ち合わせている。
方針(聖板戦争での立ち回り方)
 マスターのベアトリス同様、基本的に教会に居る。ただし、喜々として民間人に手出しするような参加者がいれば説得に向かい、無理なようなら叩き潰す。ちなみに、あくまでも聖堂教会の方針に従っているマスターとは異なり、彼が介入する判断基準は無辜の民への手出しの有無である。
戦闘スタイル(強み・弱点含む)
 基本的に格闘戦特化であり、接近戦だと恐ろしく強い。ただし宝具のリーチが長く、遠距離にいる相手もただ倒すだけなら不可能ではない。
性格的に相性の良い相手・悪い相手
 同じ神の敬虔な信徒とは相性が良い。ただし、異教徒だからと蔑み虐げるような場合は別。
 逆に、例えば仏教徒だろうと民に優しく誠実な人間とは相性が良い。
パートナーについてどう思っているか
 優しく無垢な乙女であり、確かに聖典を担うに相応しい良い信徒である。ただし、聖典を担うために無垢でなければならない境遇は哀れである。無垢なままでは人は正しく人たりえ ないのだから。
台詞の例
「人は救いを求めるが、その多くの場合救いは己が力で勝ち取ることが出来るもの。
 私が救うのは、己らだけではどうにもならぬ境遇に救いを求める、正しく神に縋るものだ」
「畏まるな、とは言わない。だがな、代行者ベアトリスよ。
 そなたは我がマスターであるのだから、それを努々忘れないようにせよ」