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クラス
モンスター
真 名
???
属 性
混沌/中庸
性 別
身長・体重
8m・3t
活動拠点
古読市北部・ダム
マスター
ボラ・ホー
詳細設定
筋力
A++
耐久
A+
敏捷
D(水中ではA)
魔力
B
幸運
B
宝具
D

保有スキル

幻獣
通常の生命の系統樹から外れた伝説上の獣・幻想種の一種。ペガサスやヒポグリフなどが有名な幻獣である。

幻獣は幻想種のランク内でも魔獣と神獣の間に位置し、通常は世界の裏側に魂だけで存在し肉体を持ってはいない。しかし、このモンスターは正確には魔獣と幻獣の境目にいる中間の存在なので、未だギリギリ現世に留まっているようだ。その戦闘力は最上位の魔獣に等しく、雑竜種(デミドラゴン)すら屠るだけの圧倒的膂力をその四肢に備えている。

サーヴァントではなく召喚された訳でもないので、古読市にはベトナムのハイフォン港からタンカーの船倉に乗せられて連れてこられた。上陸後、古読ダムを目指して深夜移動中に近隣住民に目撃され、新生代の生物 『 メガテリウム  』  の生き残りだと勘違いされる。

水中適応:A
水中を自在に泳ぎ進み、不自由なく生活できる能力。魔獣であった頃は呼吸の為に水面から顔を出す必要があったが、幻獣に進化した事で魚のように水中呼吸する事ができるようになった。オールのような平たい尾を振って水を掻き分け、凄まじい速さで潜行する。ただし体が大きいので、底が深く大きな川や湖でないとダメ。
ビーバー
元ネタとなったイギリスの伝説の生物・アーヴァンクは、青黒い体色を持つビーバーの姿をしているとされる。ゆえにその生態もビーバーに準じ、前述の水中適応能力の他、強靭な前歯・ダム作りの習性・油塗れで攻撃を滑らせる体毛などを持っている。また平べったい尾を水面に幾度も叩きつけ、警戒警報を仲間に伝達する事もできる。
対魔力:A-
A以下の魔術は全てキャンセル。長い年月を生きた幻獣は存在そのものが魔法と同格ゆえに、劣った神秘による攻撃は効果がない。ゆえに事実上、現代の魔術師では傷をつける事はできない。ただし、神霊やサーヴァントから直接受け継いだ魔術や特殊な力ならば例外的にダメージを与えられる。
宿主
起源覚醒者であるボラ・ホーに寄生され、ある程度思考をコントロールされている。知能の低い獣ゆえに洗脳は容易だったが、何分相手は上位の神秘たる幻獣。ホーはやがて宿主の方に吸収され、精神も呑み込まれてしまうだろう。

保有宝具

???
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:1

大樹も数分で削り倒す、強靭な前歯による必殺の一撃。命中すれば、10%の確率で相手を怯ませる。この他、相手の耐久力を半分削り取る 『 怒りの前歯  』  なる技もあるらしい。余談ながらビーバーは警戒心の強い動物であり、不用意に近づいて歯で噛みつかれ死亡した者も多くいたとか。
???
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:自己

ビーバーは自分の生活の為に周囲の環境を作り変える、人以外の唯一の動物。この特性に倣い、周囲の空間を作りかえる固有結界を保持している。展開すればビーバーのダム堤防が完成し、堰き止められた河川の水が場を満たして巨大な湖が出現。それまでいた場所は湖底になるので、結界内のどこかにある巣の入り口を発見しない限り、水中適応のない生物は溺死してしまう。また副次的に時の流れも堰き止める効果があり、結界が解かれた場合外部の時間は経過していない。

結界内部に引きずり込まれた相手は溺死を待たず、水中を縦横無尽に移動するこのモンスターに成す術なく引き裂かれるであろう。

一説によればビーバーがダムで川を堰き止め、そこに数万年の間泥が積もって広大なヨーロッパ大平原ができたと言われている。ビーバーがいなければ今日のヨーロッパは無かったかもしれない。

???
ランク:B 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:自己

強靭な歯に込められた高い魔力を解き放ち、展開された固有結界や他の結界を食い破る事で破壊する。裏技として展開した固有結界・海狸堰堤を自らの歯で破壊、結界内部から怒涛のように溢れ出す大量の鉄砲水で相手を吹き飛ばす技も存在する。

ビーバーは大雨などでダムの水かさが上昇すると、巣の部分に水が入り込んで溺れてしまう。そこで自分の手でダムの一部を壊し、水を放出する事で水位を調節するのである。

投稿者・コメント

国巣
イギリス・ウェールズの伝承にある魔獣アーヴァンク。それが年月を経てその身に神秘を蓄積し、進化した上位種がこの幻獣である。星の魂の置き場所たる理想郷・アヴァロンに流れる河を住処としている。

 

海殲騎というか河殲騎。サーヴァントではないけど面倒なのでここに入れさせてもらいました。