白く輝き、全身を覆う程の異様な鎧に仮面で素顔を隠した謎のサーヴァント。
自分と同じ神霊に属する者からと言う異例の召喚であった為に、その時のルーラーも驚きを隠せないでいた。
しかし、彼女と過している内に、ぐうたらで子供の様な振る舞い、外を出歩くというまるで自分と同じ存在とは思えない
残念さを感じ、彼女よりも神社の本殿に居る『タマラ』と呼ばれる者の方が真っ当に自分の役割を行っている所を
見ると共感してしまう部分があったりする。
拠点としている『天悼神社』にはそこに住む人々ともう一人『四季条梓希』と言う少女が住んでおり、
彼女は前回、並行世界での聖板戦争でのマスターでもある。
現マスターであるタマルはその彼女に付いて行く事が良くある。
聞くと「色々危なっかしい」と言うことらしいが、自分に特に関わる事ではないので無視をしているものの、
前回の事もあり少し気掛かりではある。
どうでも良い事だが、オーダーと呼ばれる鯖を嫌っているらしく、彼女を見ると無性に斬りたくなる程の
嫌悪感に襲われる程である。