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保有スキル

混血：C-

人外の血と混じっているかどうか。同ランクの怪力・鬼種の肉体・反転衝動・異能を得る。
刀崎は混血の家系であり、刀崎御影はその家の実験的な婚姻で生まれた。
混血としての性質は刀鍛冶であり、自身の骨を基に刀を作る。腕一本をもちいて命と引き換えに作成される骨刀は、各々が気に入った相手に手渡される。
御影は実験的に外部の血を取り入れられたためにあまり刀崎の血は濃くないが、本来の骨刀とは別な能力を保持している。

伝承保菌者：B+++

ゴッズホルダー。神代の神秘を血族で代々保菌する事による魔術回路とは異なる魔術特性。
御影は父が刀崎の出であり、母がとある特殊な伝承保菌者の末裔の家系である。
もっともその伝承保菌者の家系としての神秘は薄く、遥か前に受け継ぐ神秘はほぼ喪失していた。
しかし、刀崎の属性と伝承する神秘が相性が良かったため、御影にはその力が極めて強く出ている。

独覚：C

師によらず自身のみで覚りを得たことを示すスキル。ここにおける覚りは仏教的なものではなく、あくまで個々人における真理を指す。
御影は母方の旧い聖仙の血を強く覚醒させており、世界を広く見通し己の真理をある程度確立させている。
同ランク以下の精神攻撃を無効化し、またある程度のマントラによる擬似魔術及び戦況から短期的未来をある程度予測する事による 防御・カウンターを主体とした武術を使用する。

魔術・奥義

帝釈天金剛雷霆杵（ヴァジュラ）

ランク：B　種別：対軍宝具 レンジ：10～50 最大補足：10～500人
刀崎御影が父と母から継いだ神秘をその肉体で統合した結果作り出せる様になった宝具。
ヴァジュラとは元来神々の王インドラの持つ武装であり、ダディーチャと呼ばれる聖仙の骨から作り出された。
御影の母はそのダディーチャの血脈を僅かながらに受け継いでいたが、もはや血が絶えたものと思われていた──が。
刀崎の骨から武器を作るという特性と相まってその神秘が復活、骨から作り出せるようになった。
基本的にどのような骨からも作れるが、使用する骨の大きさによって威力が変化する。
この宝具は使い捨てであり、破山刀に類似する剣を作る刀崎の骨刀との性質と非常に近しい。
基本御影は戦闘者では無いが、戦場でなら自身の武器を預けるに相応しい人が居るのでは無いかと考え、戦場に出られるように武芸を収めている。
そのため、ヴァジュラも取り回しが効くように小規模なものから大規模なものまで用意しているとか。
威力は最小ですら直径10m程度の爆発を起こし、最大で軍団規模を吹き飛ばすほど。
また小型のものでもその神秘は深いため、生半な神秘で迎撃することは不可能である。
……余談だが、彼は最小型のものを大量に持っている。原材料は乳歯。

雷霆よ、死を祓え（ヴァサヴィ・シャクティ）

ランク：EX　種別：対神宝具 レンジ：40～99 最大補足：千単位
刀崎御影が四肢一本を犠牲に作り上げたヴァジュラに、雷を集め束ねて作り上げた至高の一振り。本来の刀崎の刀を遥かに越える神々の雷光。
その在り方は、あらゆるものを滅ぼす必滅の槍である。現代の武装としては破格であり、核弾頭に例えられるほどの威力を叩き出す最強の概念武装。
極めて強力な「必滅」の概念を持ち、例え相手が神々であろうとも討ち果たせる。
発動の際には
「あまねき諸仏に帰命したてまつる。帝釈天に帰命したてまつる（ナ ウ マ ク ・ サ マ ン ダ ・ ボ ダ ナ ン ・ イ ン ダ ラ ヤ ・ ソ ワ カ）」
という帝釈天、即ちインドラのマントラを唱える。 神殺の槍の名を関してはいるが武装としての性質は「対神」に限った話ではなく、どんな相手でも討ち果たすという「必滅」の概念武装である。
彼はこれを自身の気に入ったものに手渡すために将来戦場を渡り歩くつもり。
尚、この宝具は神話級の中でも最強クラスの威力を持つ宝具であるが、その代わり非常に使う難易度が高い。
使用者は心技体の全てに優れている必要があり、肉体や技術が優れていない場合は力を抑えきれず死に至る。
心が優れていない場合はこの宝具に畏れを抱き、その畏れからこの宝具の雷光を制御できないためやはり力を抑えきれず死に至る。
神話ではインドラすら扱いきれず大英雄カルナに渡したところを見ると現代で使える人間が居るかは微妙なところ。
一応自分で護身するためにもう一本持っているが、当然使いこなせるわけがないし、使ったら反動で死ぬ。
ちなみに制作するためには四肢一本分の骨をもちいて作った槍に、特殊な儀式環境下で避雷針のよう落雷を集めることを繰り返すのだとか。

イラスト

デザイン

令呪

投稿者・コメント

禊

鍛冶系男子にして早熟系男子。この年で枯れてる生き急ぎ少年。