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氏 名
ブラック目取真・終夜殻形態
職 業
魔術師
属 性
混沌・悪
性 別
身長・体重
174cm・71kg
年 齢
20歳
活動拠点
その他
サーヴァント
キャスター
詳細設定
身体能力
A+
戦闘技術
B+
魔力量
C
魔術評価
C
精神強度
A
幸運
B

保有スキル

英雄願望:EX-
世界を救い、万人に褒め讃えられる英雄になりたいという願い。強烈な自己顕示欲と過ぎたる承認欲求が生み出す、狂おしいまでの夢にしてブラック目取真を突き動かす原動力。根底にある深い劣等感と、燃え盛る嫉妬の炎がセットでついてくる。
ブラックではない方の目取真にもある英雄願望だが、こちらはより自己中心的で全ては自分の為のもの。英雄になるべく陰では平気で人を欺き騙し、ライバルを陥れ抹殺する…英雄は一人で十分なのだ。
自身が英雄的であると考える行為、または英雄になる為の行為判定に+修正がつくスキル。

…一応は聖板を必要とせずにこの願望を叶える計画であるが、やはり保険として聖板獲得による成就も視野に入れている。が、表面上は聖板に興味の無い素振りをしている。
殻魔術:B-
師匠と仰いだサーヴァント・王聡児より伝授された魔術を自分なりにアレンジしたオリジナルのもの。起源である 『 殻 』に由来する術を中心に扱う為、通称を殻魔術(コンキス)と称する。 所属していた魔術組織・霊長総軍のエージェントとして多くの荒事をこなし、優れた師の下で無数の戦闘経験を積んだが故に、実戦魔術師としては短期間でかなりの腕前へと達している。

《使用魔術の特徴》
純然たる魔力力場で構成されるタイプのマジックアーマーを展開、戦闘の際に自他に施して防御力を高める術式を得意とする。これは攻撃魔術全般に対する自身の適性の低さを鑑み、防御系魔術を中心に磨いた結果のスタイル。
なお属性魔術は未修得ゆえに、地属性の術を操る事はできない。
また前述したように攻撃魔術適性こそ低いが、自身の起源である 『 殻 』 に根ざしたマジックアーマーの応用、『 棘魔殻 』や『 擬軍殻 』 『 魔骸殻 』による攻撃手段が存在する。

 起源 : 殻
 属性 : 地
 魔術系統 : 白蓮教妖術(※) 
 魔術特性 : 防御魔術
 魔術回路 : 質C/量C/編成・正常
 魔術発動ワード : 『 包殻侠変 』

(※)ゾロアスター司祭が使用した古代ペルシャ魔術を始めとして、ギリシャ神動術、マニ教の秘儀、黎明期の初歩錬金術や占星術、      中央アジア遊牧民の降霊術、チベット密教、中国の道術などの要素が混在した大陸的な複合魔術体系。
     広範な分野を扱う魔術の系統だが、極めて偏った使い方しかしないブラックには宝の持ち腐れ。
中国拳法(白蓮拳):B+
自身のサーヴァントにして師匠・王聡児から習った武術で、流派は義和拳の源流ともされる白蓮拳。接近短打と立ち関節からの投げ技を主体とし、返し技も豊富な護身に優れる拳法。その打極投の複合技法は現代の軍隊格闘術にも似ているが、中国拳法らしい幻妙な足運びが特徴。それに後述の心霊手術を融合させた戦闘スタイルを編み出し、以前よりも格闘戦の能力が格段に向上している。

《白蓮拳の技》
覇王請客 → 相手の腕を捕らえ、内側に肘を曲げて極め素早く身を入れ後方に投げる技。
一柱頂天 → 相手の腕を引いて身を沈めつつ、左手で胴を薙ぎ肩で脇の下から突き上げる技。
老漢拝将 → 縦の円運動の動きに相手を巻き込み、関節技・崩し・肘撃・投げ・固めの一連の動作を一瞬で行う技。
英雄有礼 → 左右の腕を上下にして前に突き出した状態で構え、捕った相手の腕の肘を極めて上から押さえつつ肘と膝の打撃を                        連続で入れるブラック目取真の得意技。
白蛾飛翔 → 絶招。入り身と翻身で目を眩ましつつ、軽いが素早い拳と蹴りの連打から転身抓腕閃投と呼ばれる豪快な巻き投げ                        に繋げる技。その深奥は一瞬の内に多方向多角度から打撃を浴びせる事で、人間の動きを数秒間封じてしまう事に                        あるという。
心霊手術:C
器具を用いず、素手による霊的な外科処置により肉体を治療もしくは補強する術。
一般には南米や東南アジアの呪術医が行うものが知られており、高度な術者は魔術刻印や令呪の移殖なども可能とする。
ブラック目取真はこの心霊手術で自己の身体を改造、いわば心霊サイボーグとも言うべき肉体強化を施しており、他にも切れ味鋭いメスと化した手刀の一撃や、戦闘中に受けた負傷を即座に治療するなど用途は幅広い。以前に所属していた霊長総軍の同僚の術者から教授された新たなスキルで、元々は後述の魔術奥義・魔骸殻を使用する為に修得したもの。
如来蔵
英雄因子集積体質の持ち主の事。英雄傑物の身に多く宿るとされる魔術的な要素 『英雄因子』 、これを自らの意志でその身に集積吸収する事により、擬似的な英雄へと一時変貌する特異な能力。聖板戦争の舞台は古今東西数多の英雄が一ヶ所に集結し、高濃度の英雄因子が渦巻く場が形成されているゆえに集積は容易となるが、許容量の限界を越えて吸収し、耐え切れず自爆してしまう危険性も高くなる。前回の戦いでは魔術儀式をもってこの力を増幅、究極超英雄メドルとなって世界を導くという妄念にとりつかれ計画を実行したが失敗した。人類の危機に凡夫が一瞬で英雄と化すこの能力は、一説によれば星の抑止力を欺く為に霊長の意思が生み出した 『隠れ英雄』 がその正体であるとか。

この能力を持っているという事実を師・王聡児に教えられ、世界を救う選ばれし者であると煽てられた事が暴走の始まりであった。
絶対者への畏怖
前回の戦いで平行世界からやってきたもう一人の自分に敗れ、瀕死の状態になった彼に新たな命を与えた謎の男・煌ノ宮羅儀(aka65535氏製作キャラ)への怖れ。その強大な力に対する恐怖だけではなく、羨望や嫉妬、戯れで己の命を弄ばれる事への屈辱などが心の内でない交ぜとなっている。
英雄因子を自在に制御する羅儀はいわば、ブラック目取真の上位完成系。自らがその劣化版に過ぎないと思い知った事も、憎しみに拍車をかけている。英雄となれるだけの力を持つ羅儀が、世界の救済になんら興味を示さないのも面白くないようである。もちろん表面上は羅儀を恩人と敬い、崇め奉っているようだ。

『調子に乗りやがって羅儀の奴…いつか必ず貴様の寝首を掻いてやりますよォォォ!!』

カリスマ
削除。正体がバレ、取り繕った付け焼刃のカリスマも剥落。彼の悪行を知る者達からの弾劾を受け、リーダーの権威も失墜し集ったチームは瓦解する破目に。なお何人かの人を見抜く目を持った者たちは騙せなかったようである。
梓希ちゃんへの告白も、四次戦争で活躍した彼女の名声と実力を利用しようと企んだのが真相。当然振られたとはいえ、許せないね!
記憶障害
虚偽。我々の知る本物の目取真重雄ではない事がバレぬよう、解らないことは記憶障害で誤魔化していた。
高二病
虚偽。偽者なので、すり替わった本物とのキャラの違いを正当化する為の言い訳。ただし、本物である目取真のギャグキャラめいた部分を嫌悪しているのは事実。

魔術・奥義

終夜殻ヨモスガラ
ランク:A- 種別:対人魔術 レンジ:1 最大捕捉:自己

企みが全て失敗し、自暴自棄になった場合のブラック目取真最終形態。
体内に限界量を越えて蓄積された英雄因子が溢れ出し、その肉体を突き破って鎧となった姿。
もはや人型に物質化した英雄因子そのものである。
聖板戦争の地に漂う英雄因子を吸収し続け、際限なく力を増大させてゆく。

サーヴァントや英雄がいる限り、聖板戦争という戦場がある限り、決して滅びる事は無い。
(例外として、彼の創造主にも等しい煌ノ宮羅儀のみ存在を抹消できる)
このまま成長し続ければ英霊にも匹敵する存在になり得るが、
その場合『英雄』という曖昧な概念の権化とも言うべき存在であるので、
強大なパワーを持ちながら特定のスキルや宝具の類を一切身につけられない。

現状はまだブラック目取真としての意識が辛うじて保たれているので、
暫くは彼の英雄願望の赴くままに悪党を退治し、
ライバルとなりそうな英雄的属性を持つ他参戦者を潰そうと攻撃をしかける。
善人にとっても悪人にとってもはた迷惑な存在である…。

 
棘魔殻ダチュラ
ランク:D 種別:対人魔術 レンジ:1 最大捕捉:自己

魔力で作った殻を身に纏い、防御力を上昇させるマジックアーマーの魔術を発展させた術。
この殻に鋭い棘状の突起を幾本も生やす事で、覆った物体に攻撃力も持たせる事が可能となる。
攻撃系魔術の修得に才能がないブラック目取真が考案した攻防一体の技。もちろんこの棘つき殻で他者やサーヴァントを包み、強化することもできる。霊長総軍に所属していた頃はこの術を多様していた事から 『 魔殻士(ザ・シェル) 』の二つ名で呼ばれていた。なお、ダチュラとは棘のついた実を持つ朝鮮朝顔のこと。
以下はこの魔術を用いた幾つかの技である。

○スパイクボールナックル…拳を棘玉状の魔力殻で覆い、殴りつける技。
○スパイクボールチャージ…巨大な棘玉状の魔力殻で全身を覆い、回転魔術をかけ転がって相手に体当たりする技。
○スパイクボールショット…指で弾いた小石などを空中で棘玉状の魔力殻で覆い、敵にぶつける飛び道具技。
○スパイクボールマキビシ…小石などに術をかけ、地面にバラ撒けば小さな棘つき玉となって足の裏に刺さる。
擬軍殻ハラカラ
ランク:B+ 種別:対人魔術 レンジ:1 最大捕捉:自己

ブラック目取真の魔術奥義。第四次聖板戦争に登場した魔術組織『 霊長総軍 』に所属する同僚の魔術師たちのイメージを魔力の鎧としてまとい、彼らに一時(約3分)変身する事で、その能力の一部を模倣・再現して使用する魔術。その姿はイメージを元に魔力で構成された虚像に過ぎないが、再現性の高いものは能力の属性や特質なども完全に模倣している。元々は彼の師匠である魔女・王聡児から教わった道教由来の術、『 偶像重身・降神付体 』が原型。力の源泉は術者である目取真が対象に抱く強い嫉妬の気持ち。アイツのような力が欲しい、今すぐ欲しい!!…という想いが契機となって発動する。あくまで目取真のイメージが元となっているので、よく見ると細部が微妙に違ってたりする。一部の強力なキャラへの変身は魔力消費が高く乱発できない。その上、練成物質や集団幻覚もほんの数秒で消滅してしまう。
前回の戦争で使っていた 『 総軍魔術・邪雄重身 』 と名前が異なるだけで同じ術である。

《変身例一覧》
  ○肥後 福太…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、膨張魔術を駆使し相手を押し潰す。
  ○蔡化竜…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、中国拳法と気功術を用い敵と戦う。
  ○ジョディー…国巣製作キャラ。彼女に変身する事で、その百の魔眼の力を使う。
  ○皆津 甕人…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、魚人の身体能力と水属性魔術で立ち向かう。
  ○十七代目松山主水…国巣製作キャラ。彼女に変身する事で、剣術と催眠術で翻弄する。
  ○ゴースト・フォーゲン…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、陣形魔術やマインドブラストを発射。
  ○ホイスラート…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、魔術格闘タワックルと風・地属性魔術を行使。
  ○ロックフォード…国巣製作キャラ。彼に変身する事で、油魔術や車を操って敵を襲う。
  ●ミハル・オブラク・ホホロウシュ…二文字屋氏製作キャラ。彼に変身する事で、水銀を変換素体とした即席物質練成を行う。
  ●シーロング・I・レティニュー…ドン・カッツ氏製作キャラ。彼に変身する事で、対象の悪性を増幅させる堕落の魔術を使う。
  ●オーリー・グラスマン(影武者)…はどまん氏製作キャラ。彼女に変身する事で、集団幻覚を操る。
  ●オーリー・グラスマン…ナハト氏製作キャラ。彼に変身する事で、宝石剣ヒルベルトでの巨大な斬撃を放つ。

※各キャラクターの詳細は第四次聖板戦争の投稿物を参照。なおシーロングは霊長総軍を途中脱退している。
   また、●印がついたキャラクターの能力は極めて複雑なものである為、その本質的な部分を模倣できてはおらず、あくまで外見
 的な真似に留まっている。霊長総軍キャラの詳細なデータは第四次聖板戦争を参照。
魔骸殻ヌケガラ
ランク:A- 種別:対人魔術 レンジ:1 最大捕捉:自己

サーヴァントの身体から霊核を除去し、その外殻の部分のみを剥がして作成された『 魔骸殻 』を鎧のように着込む事により変身、その能力を劣った形で模倣再現する魔術。サーヴァントの剥製と言うべき魔骸殻は霊長総軍の心霊手術師がサーヴァントを解剖して完成させたもので、魔力パワードスーツ装備による一般人の魔術兵士化計画の一環として作成された。元は剥がした魔獣の皮を着込む事で狂戦士と化す、北欧のベルセルクの能力を参考にしたらしい。 現在のところ、この魔骸殻を装備できるのは『 殻 』の起源を持つブラック目取真だけ。他の者が装備すると発狂してしまうのが問題である。また魔骸殻にできるサーヴァントは限られており、あまり強力な神・英雄の類を対象にして施術する事は不可能。これらの問題点さえ解決すれば、誰もが簡単に『 英雄 』を鎧として装備する事で劣化した英雄になれるのである。霊長総軍に招聘された魔術組織 『 万霊の筆 』 の術師が開発した術式。
前回使っていた 『 総軍魔術・邪雄纏身 』 、そして偽者に化けていた時の 『 聖板魔術・英霊纏身 』 、これらとは名前が異なるだけで同じ術である。

《魔骸殻一覧》
○首狩り族…魔術組織・霊長総軍において戦闘員的存在の量産型サーヴァント。首刎ね攻撃をする。
○ミュルミドン人…日本警察の聖板戦争対策部署において、戦闘員的存在の量産型サーヴァント。蟻酸を吐き、怪力を振るう。

 ※いずれのサーヴァントもブラック目取真自身が捕獲し、心霊手術を施し魔骸殻としたもの。棘魔殻と組み合わせる事もできる。
 
オペ・冥王切開
ランク:D 種別:対人魔術 レンジ:1 最大捕捉:1~6

両手の指全てを鋭利なメスへと変じ、敵を切り裂く心霊手術の攻撃技。一見ムチャクチャに切っているように見えて、魔術回路や経絡といった重要な部分を見極め切断する恐ろしい技である。この攻撃を受けるたびに身体能力・魔力量・魔術スキルなどのステータスがワンランクずつダウンしてゆき、その状態は心霊手術もしくは高位の治療魔術でなければ回復できない。あくまで人体を対象にした術なので物質は切断不可だが、服や鎧を透過して肉体のみを裂くことができる。

イラスト

目取真に化けたブラックの姿
正体を現したブラック目取真
appeal
appeal
首狩り族を棘魔骸殻化し纏うブラック
令呪
appeal
appeal

投稿者・コメント

キャラクター原案・国巣 ドット絵・aka65535氏
ぜんぶ嘘!!! 実はニセモノでしたァァ~。

 

…という訳で、このキャラは本物の目取真 重雄ではなく、邪悪な魔術師・通称 『 ブラック目取真 』 が化けた偽者。その正体は前回の聖板戦争に登場した、平行世界の目取真 重雄である。平行世界の同一人物である為、両方とも本物であるといえば本物なのだが、便宜上こちらを偽者の目取真としてブラックと呼ぶ。
自分がのし上がり名を売るために、平気で人を踏み台にする男。あなたのキャラも利用されないよう気をつけるんだ! … 『 よっ! 我らが英雄様、お願いしますぜ 』 とおだてて逆に利用するのがいいかもしんない。 




※スキル説明や魔術奥義の解説内において、各作者様の製作キャラ名を使わせていただいております。前回に引き続き、許可もと   らず勝手にお名前を使わせていただきまして申し訳ない。 各キャラクター達の溢れる魅力ゆえの名前使用でありますので、どうかご容赦いただきたいです。

※本来であれば前回で死亡し、退場予定だったブラック目取真が再登場の運びとなったのは、aka65535氏製作のキャラ・煌ノ宮羅儀に蘇生されたという設定をいただいたからです。それから目取真とブラック目取真との激闘をSSという形で書いていただいたエクセル氏、そのエクセル氏がSSを書く契機になったという二文字屋氏の目取真のイラスト。皆様のお力無くば、ブラック目取真というキャラがここまで自分の中で重きを得る事はありませんでした。お三方には重ねて、お礼申し上げます。

※aka65535氏には何とも有り難い事に、ブラック目取真最強形態まで描いていただきました。重ね重ねありがとうございます!!