第四次聖板戦争中、ほしずなビーチ地下でたまたま遭遇した800年生きてるゴーレム使い・大魔術師ヘルマン(配管氏製作キャラ)からフィギュア造りのついでに地属性魔術の初歩を教えてもらい、それを参考に開発した新たな術。魔力で作り出した粘土の鎧を身に纏う事で、攻撃力と守備力が格段にパワーアップ。魔力粘土(マジッククレイ)は硬軟自在で衝撃吸収性が高く、中々に使い勝手がよい。しかも後述の聖板魔術、漫画魔術と組み合わせて使用もできる。弱点は水属性魔術による攻撃で、くらうとふやけてしまう。
魔力粘土の有用性に感激の目取真だが、ヘルマンにとってはたんなる初心者練習用のゴーレム素材のようだ…。
なお、術の名前は某少年漫画とロボットアニメから拝借した。樽の次は、ハニワアーマーですッ!
今回は義和拳に加え、第四次聖板戦争で出会った甲斐名壱見のサーヴァント・黄飛鴻(共に二文字屋氏製作キャラ)から教わった洪拳も使用できるようになっている。伝説の拳士にして優れた教育者である黄の指導は、わずか数日でかなりの所まで目取真を鍛え上げた。とはいえ深遠なる武術の要諦が一朝一夕で得られるものではなく、目取真はまだまだ未熟である。こちら洪拳は義和拳と正反対、腰を落とし力を込めた猛打で敵を粉砕する剛の拳。粘土鎧との相性も良く、カンフーハニワも夢ではない。
《義和拳の技》●双龍出海 → 掴んだ相手の腕を引くと同時に上段突きを打ちながら、逆小手に手首を極めて投げる技。●懐中抱月 → 振り下ろした手刀で相手の腕を打ち、別の手で手首を掴み逆に捻る。そのまま相手を上に上げて崩し、腰を入れて後ろに投げる技。 ●野雉展翅 → 体捌きで受け流した相手の腕を取り、後方へ大きく引っ張りながら、体を入れ替えつつすれ違い様に腹部を蹴る技。 ●童子拝仏 → 踏み込んで肘打ちからの裏拳顔面打ち、中段突き、足刀で相手の膝を刈ると同時に頚椎に手刀を打つ連続打撃。 ●鶴翼煽灯 → 絶招。素早いが軽い拳と蹴りの連打から、本命である転身抓腕閃投と呼ばれる豪快な巻き投げに繋げる技。その要は威力こそ乏しいが、相手の気づかぬ間にバランスを崩させる打撃・崩し打ちにある。防御反応が遅れ、通常ならばかからぬような派手な技を受けてしまうのだ。 《洪拳の技》●十二橋手 → 基礎練功。足を大きく開いた四平大馬歩の立勢から力を込めて両腕を突き出し、呼吸法と合わせて金剛の気力を養う十二の型。●胡蝶掌 → 工字伏虎拳の型などに見られる両手での強力な掌打。十二橋手の功を積んでいないと威力が出ない。●美人照鏡 → 腰を捻りながら腕を身体にまとわりつかせるように振り、攻撃を払いつつ掌の背で相手を打つ技。●環魂飽鶴 → 鶴の嘴を模した指突き。羽で相手を包むように引き込み、カウンターで打つ。●鉄線拳 → 強力なフック気味のアッパーを連続で繰り出す技。鉄糸功と呼ばれる四肢の腱を強化する技術と合わせれば、その拳は怖ろしい速度と威力を発揮する…のだが、さすがにそこまで修得は無理だった。 ※余談
※雨祈傘次、愛原勇太、能代辰弥、桐眞涼二、京華堂文徳らは同年代の男性だが、戦闘能力が低い、憧れるようなキャラではない(失礼)などの理由で変身はできない。
※アンノウンこと桑原虎氏は目取真と同年代ではないが、その半端ないヒーロー性に憧れ過ぎた結果、例外的に使用できるようになった。
【 藤原 信長 】…三次戦争での仲間で、小田吉法子のサーヴァント。彼に変身する事で太政大臣のカリスマを発揮。中世日本のサーヴァントから一定の敬意を払われ、交渉を有利に導く。
【 八戸太郎天空 】…三次戦争での仲間で、グレートローニンタイターΩのサーヴァント。彼に変身する事で聖なる浄化の光を発し、邪悪な存在や霊体にダメージを与える。
【 グレートローニンタイターΩ 】…三次戦争での仲間。彼に変身する事で怪しげな未来兵器の数々を用い敵を眩惑する。あんまり強くないので変身する事は少ない。タイムマシンの再現まではできないようだ…。
【 ディオゲネス 】…四次戦争でのサーヴァント。彼に変身する事で樽アーマーを纏い、野良犬並みのスピードと生命力を得る。
【 織田 教長 】…四次戦争での仲間で、小田吉法子のサーヴァント。彼に変身する事でマイナー戦国大名としての戦闘力を得るが、正直弱い。
【 徳川 家重 】…四次戦争での仲間で、藤八水のサーヴァント。彼女に変身する事で将軍のカリスマを発揮。日本武士から一定の敬意を払われ、交渉を有利に導く。
【 アニー=オークレイ 】…四次戦争での仲間で、時空戦士タイダーのサーヴァント。彼女に変身する事で射撃の腕を再現、ウィンチェスターを撃ちまくる。
【 織田 信長 】…四次戦争での仲間で、参麓丸一のサーヴァント。これに変身して能力再現したら、小田吉法子の信長魔術と被っちゃうよ!
【 首狩り族女戦士 】…四次戦争での仲間で、参麓舞のサーヴァント。彼女に変身する事で首狩りマンダウを振り回し、奇声を発して襲いかかる。
ブラックにかけられていた催眠暗示が解け、自分が何者か思い出した目取真。刑務所に収監されていた他の囚人たちと協力し、脱獄を試みるが果たしてうまくいくかどうか…。プリプリーズンプリズンプリズン。
自分に化けたブラック目取真の正体を、早く皆に伝えなければ。仲間達が危ない…!
入れ替わりの件、えくせる氏やシダ氏などには流石に見抜かれていたようでした。それからブラック目取真復活に関わったキャラ・煌ノ宮羅儀の作者であるaka65535氏には、事前に入れ替わりを打ち明けておりました。
今回、前にチャットでちょろっとそんな話をしたら大丈夫そうだったので、目取真の魔術方面のパワーアップを配管氏の魔術ニートことヘルマン・R・A・フォン・デルプフェルトに、拳法方面のパワーアップを二文字屋氏の黄飛鴻師父に、それぞれ手伝っていただきました。なんとも贅沢な先生二人です。
目取真はマスターの甲斐名さんの方とはどうだったのか…とか、800年生きてる英霊級のヘルマンさんはどんな人生を送ってきたのだろうか…とか、色々楽しく妄想させてもらいました。
前回に引き続き、聖板魔術の説明などに、各製作者様の許可無くキャラクターの名前を使用させていただいております。皆様のキャラを愛するがゆえの行いですので、どうかご容赦くださいませ。許可できない場合は、連絡を受け次第お詫びの上削除いたします。