Status Menu

保有スキル

黒社会：Ｂ

ヤクザ、マフィアなどといった犯罪的な黒社会の住人であることを示す。
その筋では名の知れたキャリアを持ち、様々な組織に顔が効く古強者だが、
あくまでも地位としては末端であり必然的に利用できる力には制限がある。
主に情報収集で役に立つ。

情報操作：Ａ

受動的に収集した能力を整理、分類して有益に処理する能力と、
能動的に周囲に情報を発信することにより状況を自分に優位に導く能力双方を含む。
持ち前の情報収集用魔術とインターネット、サイバースペースを駆使した情報戦に精通する。

マーシャルアーツ：Ｂ

格闘戦で敵を倒す戦闘術。
素手での格闘技の他、ナイフのような短兵器を使用しての白兵戦を得意としており、
コンパクトで隙の少ない打撃と相手の懐に潜り込み絡みついての関節・急所攻めを織り交ぜた
総合格闘家。

魔術・奥義

経絡蜘蛛糸（ニューロワイヤー）

魔力によって編まれた「糸」を蜘蛛めいて生成し、延々と数10kmにも及ぶ巨大な「網」を構築することができる。
「糸」は現界とは異質の異相次元に存在している為、通常の知覚によって発見されることは無い。
この「糸」はセンサーであり、彼のニューロンの延長である。
蜘蛛が自分の巣の一端にかけた脚に伝わる振動で獲物のかかったことを知る如くに、
彼は「巣」の一部に触れているだけで「巣」の内部全域にわたる様々な活動の情報をつぶさに知覚することができる。
聖板戦争の情報を得た彼はいち早く古読市を訪れると、市内を隅々まで地道に散策し、
まず真っ先に市内全域に及ぶ「巣」の網を架け渡した。
この為、戦争の本格的な開始時点で、彼は市内の全ての魔術師とサーヴァントの所在を把握している。
サーヴァントや魔術師が魔力をふるっていた場合には、その大まかな能力やタイプもわかっているが、
具体的なサーヴァントの真名や魔術師の個人情報を特定できるというほどの精度ではない。
それらを特定するにはまた別の情報が必要となる。

反魔物質（アンタイマナ）

魔力及び魔術の生成物、魔術的現象自体に対して反物質の対消滅のように相殺、消滅する
煙草の紫煙めいた霧を発生させる術。
この煙状物質の中では魔力、魔術の効果は発生と同時に対消滅めいて相殺される為、
その効果が著しく減退し、最悪完全に効果を失う。
サーヴァントのような魔術的存在は存在自体が直接相殺されるため、微量ではあるが恒常的にダメージを負うに等しい。
対魔力のような技能もその魔術的特異性自体を相殺されるため、
対魔力技能自体が湯に投じた氷のように小さくなっていく。
強力な浸蝕性を持つ術ではあるが、直接的な攻撃力には乏しいため、
通常の霧のように光学的な不透明性を持つことを活かして逃亡時の補助に使用することが多い。

幻想殺し（リアリティショック）

武器として用いているナイフ。
波打った刃を持つ刀身はマレー民族のクリスナイフ様式、柄(握り)はバタフライナイフ式の折畳となっている。
普段は相手の魔術的防御力の影響を受けにくい程度の普通のナイフであるが、
その刃を破壊し力を開放させることにより、周囲百数十ｍに及ぶ範囲を一時的に
「魔術・魔力の存在しない空間」に変えてしまう。
このフィールド内ではあらゆる魔術が使用不能となり、魔術による形成物などは存在自体が否定されて消滅する。
効果としては＜絶対魔法防御(アンタイマジックフィールド)＞などと似るが、「反魔物質」のように
魔力を相殺したり外部から解呪することで打ち消しているわけではなく、周囲のリアリティを改変し、
魔術・信仰アクシオムを一時的に0にする限定的な世界法則改変を行っており、
その結果魔術的な存在は矛盾によって消滅するということが起こっている。
例えるならばその範囲だけが型月世界からコジマ粒子に変わるというか。
効果は極めて凶悪で、サーヴァントなども効果範囲内にいれば消し去られてしまうが、
容易に入手できない武器を破壊する必要がある都合上、基本的に一度きりの切り札である上、
使用すればその周辺に展開していた「巣」も消滅して穴を作ってしまうこともあり
基本的には使用されない。

イラスト

いめじ画

■■■

投稿者・コメント

島村鰐

なんとなく、ナシュザル君、ひいてはオカルトマフィアというものを考えているときに、
オカルトマフィアの典型的な仕掛け人のイメージとして出てきたキャラ。
外見もそういうイメージから、その外見から直接的には戦わない、搦め手主体の戦い方ということで
魔術師の強みを殺して倒すというイメージの能力といった感じで進んでいきました。
でも能力の主体は戦闘ではなく「巣」。
敵となる魔術師の居場所や行動を常にリアルタイムで把握し続けることができるというのは
地味ながらきっと強いはず…