Status Menu
- クラス
- アサシン
- 真 名
- アウトリュコス
- 属 性
- 中立・悪
- 性 別
- 男
- 身長・体重
- 172cm・73kg
- 活動拠点
- 警察署・古読刑務所
- マスター
- 飴切連歌
- 詳細設定
- 筋力
- B
- 耐久
- D
- 敏捷
- A+
- 魔力
- C
- 幸運
- B
- 宝具
- B+
保有スキル
- 気配遮断:A--<※クラス別スキル>
- サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見することは不可能に近い。
ただし、暗殺者としての気配遮断ではないため、攻撃態勢はおろか害意を放つだけで著しくランクが下がる。
逆に攻撃目的でなければ、感知は極めて困難である。
- 神性:A-
- 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
神霊と神の血を引く娘との間の子であるアサシンの神性は、血の濃さという意味ではそれなりに高い。
- 嵐の航海者:D
- “船と認識されるものを駆る才能。
彼自身に所謂船長としての経歴はないが、かの「英雄船団」の筆頭を親類に持ち、
自身もまた「英雄船団」乗組員であるが故に、航海士としてある程度の資質を保有する。”
…等と供述しているが真っ赤な嘘である。
確かにアサシンは英雄船団アルゴナウタイの筆頭イアソンの祖父にあたる人物だが、
アルゴナウタイ50英雄の一員であるところのアウトリュコスはディーマコスの子、
つまり出自の異なる全くの別人である。
こうした嘘を適宜吹聴することで、彼は自身があたかも歴戦の勇士であるが如く印象付けている。
- 窃盗:A++
- 盗みの資質。他人の所有物を強硬的ないし秘密裡に接収する技能の練度。
特定条件下において、敵味方問わず他ユニットの所有アイテムを自身のものとして入手及び使用することが出来る。
(ただし、宝具等の特定人物が所有することを前提とするアイテムを盗んだ場合、
その人物に由来する神秘要素は失われる。)
ランクが高いほど、盗みの成功条件が緩く、また(強硬的でない限り)発覚する可能性が低くなる。
- 情報操作:A----
- 与える情報の制限ないし改変による、情報受信者への認識・印象操作。
任意の事柄に関して、選択的に隠蔽ないし誤認させる事が可能である。
…なお、ステータス情報もこの範疇に含まれる。
ランクが高いほど規模の大きな情報加工を行うことが出来、また発覚率が低くなるが、
アサシンの場合保有する高い技量に関わらず詰めが甘いため、このランクにしては発覚し易い。
- レスリング:A+
- 現代のプロ・アマレスリングではなく、その源流にあたる古代ギリシャの格闘術パレの達人。
徒手空拳による、組技を軸とし相手を制圧することを主眼に置く近接格闘術を極めている。
特にアサシンは格闘において、ある稀代の英雄の師にあたる人物であり、
かの英雄同等以上の水準の技量を以って白兵戦を行える。
保有宝具
- 『謀り潜む御影』
- 冥府神の兜。オリュンポスの三大神にキュクロプスがそれぞれ誂えた三種の武具の一つ――だが、巡り巡ってどういう経緯かアサシンの手元にある。
兜と称されるが一方で犬皮の頭巾ともされ、その実体は如何様にも変形しあらゆる形質に固着する不定形の鋼布である。
極めて複雑な織りを施されており、少なくともその織りの方向は五次元にまで達している。即ち長さ・幅・厚さとしての寸法はおろか「時間」「死」「虚数」等と表現すべき名状し難い要素さえも当然の如く孕んでおり、その物理的構造はヒトに理解し得る範疇を超えた“広さ”を持つ。
この鋼布に包まれた対象は、この未知なる“広さ”に陥入することにより、他者の魔術的・光学的観測から除外されることになる。少なくともこれを認識するためには、そうした名状し難き属性を知覚し得る独自の才覚が必要となる――が、そうした生物として忌避すべきモノを理解できるということは、最早生物として破綻していることを意味する(SAN値直葬)ため、事実上不可能と言える。仮に神霊であっても選ばれた権能・属性を持たぬ神には認識は困難であろう。ちなみに、この宝具の構造を最も完璧に把握しているのは、「時間」「死」「虚数」といった禁忌的情報を司る、かの冥府神のみである。
ただし、本宝具は言ってしまえば(少なくとも迷彩装備として用いる分には)あくまで“極めて複雑な隠れ布”に過ぎず、その隠蔽効果は視覚・触覚にしか作用しない。即ちそれ以外の、音や匂い、体温に気配その他諸々は駄々漏れである。
- 『天下御免の両掌』
- 伝令神にして文化英雄ヘルメスにより伝授された、盗みの秘奥。手にしたモノを「透明」に換える魔手。
アサシンが手に取った対象から、一時的に任意の特徴・特性一つをその実体の有無を問わず“脱(奪)色”、即ち無特徴・無特性にする秘術。“脱(奪)色”された対象はその失われたモノに関する技能を行使することが不可能となる。“脱(奪)色”の期間はアサシンが対象に触れ続ける限り延長されるが、そうでなければ一定ターンを経て持ち主に返却される(そのターン長は対象の対魔力のランクに反比例する)。
本宝具の真価は、この能力を異なる2対象に同時行使すること――すなわち両手で行うことで発揮される。“脱(奪)色”により奪い盗られた特徴・特性は、世界の修正作用によりその在るべき所(持ち主)に還るのが原則だが、同タイミングで複数の“脱(奪)色”された対象が存在する場合、アサシンの恣意的な操作により特徴・特性の返還先の対象を自由選択できる。この現象を換言するならば、アサシンの触れた2対象の特徴・特性を「交換」できる、ということである。
交換できる特徴・特性はその両者が同カテゴリのもので無ければならない(赤“色”と青“色”、自分の“武器”と相手の“武器”、等)。またその原理上単対単交換が原則となるが、“有るという事”と“無いという事”を交換することは可能である。交換するタイミングは、その特徴・特性が返却される期間内であれば遅らせることが可能(片方をキープしておく、等)。また、交換した特徴・特性の返還はアサシンの任意のタイミングで行える。
…なお、その気になればアサシンは2つ以上の対象を同時に交換させる事も出来なくはない。人間の手に指は5本、即ち指の叉は4つあり、独つの手でも最大4つの物を同時に“持つ”ことが出来るからである(無論、そのためには手捌きに相応の素早さ、器用さが求められる)。
ただし、アサシンは盗みにおいてあたらそれを行おうとしない。交換数を増やせば増やすほどそのスピードと成功率が著しく低下し(2つの手の指で確と保持できる最大数4×2=8つを越えた時点で、交換の確実性は絶無となる)、そして失敗した場合奪おうとした特徴・特性は損壊し、亡失されるからである。彼は「絶対に盗める」確実性の薄い状況で窃盗を行う手抜かりを許さず、またミスによって盗みたいモノが損失されることを好しとしない――少なくとも「盗み」においては。
裏を返せば、アサシンはミスを厭う「盗み」以外の場面であればソレを躊躇無く行う。と、いうよりわざとミスを狙って8つ以上――9つの対象の同時交換を敢行し、そして目論見通り失敗を果たし見事9つの対象全てが台無しになる。この惨状を彼は“九撃同時攻撃の宝具『縊刈る百眼(ナインライブズ・アルゲイポンテス)』”と偽って公表している。
この大法螺の悪質なところは、表面的には(遺憾なことに)紛うかた無き真実であることと、「失敗」を前提とした攻撃であるが故に成功判定ロールを必要としないこと――「失敗(という名の成功)」が確定していることである。
投稿者・コメント