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氏 名
スチームヴァンプ・ロボ
種 族
吸血機人
属 性
混沌/悪
性 別
男&女
身長・体重
4m・12t
年 齢
不明
活動拠点
古読市東部
関係人物
エイダ=ラヴレス
詳細設定
身体能力
A++
行動力
B
社交度
E
マスター適正
E
精神強度
B
幸運
D

保有スキル

吸血機人
蒸気機関と吸血鬼が組み合わさり誕生したロボット。聖板戦争ならではの混沌とした状況が生み出した、世にも奇天烈な存在。

元はエイダ=ラブレスによる父バイロンへの復讐の一念が形を成したものであったが、結果として恐るべき機械怪物が誕生してしまった。神秘への強い抗体と人類史否定の力を併せ持ち、神にも人にも倒す事は容易ではない。完成してしばらくすると暴走し始め、ひたすら血液を求めて人々を襲撃。血液採取の際は赤く輝く顔面部より、無数の吸血管が飛び出す。

一応蒸気機関とはされているが、その実態は我々の知るそれとは大きく異なるもの。エイダ=ラブレスの 『 固有真界   』   で招き寄せた、平行世界たるスチームパンクワールドのハイテクノロジーが流用され、頭脳である人工知能Adaの意志によって稼動する。動力源はバンパイア・スチームと燃素。

ヴァンパイア・スチーム
機人の動力源である生きた気体。その正体は霧化した吸血鬼ルスヴンの肉体であり、強制的に内部に吸引封入され蒸気機関として利用させられている。

気体状の吸血鬼の肉体であるため通常の蒸気よりも高加熱・超高圧に耐え、再生能力による高速減圧から排気の必要もない。内部で循環させてほぼ永久的に使用可能である。機体内部では極めて高速で加熱・加圧・循環が行われ、目まぐるしい勢いにバイロンは霧化を解いて実体化する事もできず、非常に苦痛を感じている。不死身の吸血鬼とはいえ機械の動力に利用されればダメージも累積するので、回復するのに血液の定期補給を行わねばならない。石炭にあたる燃料の燃素(フロギストン)は平行世界から持ち込んだ蒸気機械の内部から入手したもの。

日光耐性
吸血鬼でありながら日光への耐性があり、昼間も活動できる…のだが、ロボットの機体内にいるのであまり関係なくなってしまった。月光による回復も同様。
父への復讐
吸血機人の製造動機。 生前から自由気ままにエイダの人生を振り回す父・バイロン=吸血鬼ルスヴン卿を機械の内部に閉じ込め、 動力とする事で永遠に束縛し、苛む為の牢獄として作成した。放蕩者の父には相応しい罰だと、悦に入っている。
蒸気式コンピューターである機人のOSにはエイダの人格が移殖されており、機体自体がエイダの新しい肉体だと考えれば、 体内に取り込んだ父と一体化しているという何ともアレな状況である。

彼女のプログラマーの始祖としての能力、宝具・バベッジ解析機関のサポート、 固有結界の能力によって偶然に入手した並行世界の進んだ蒸気機関テクノロジー、 動力となった吸血鬼の持つ霧化の能力があって初めて完成の運びとなった。
人型にした理由は移動して血液を採取し、聖板戦争の参加者や教会の代行者との戦闘を想定してのもの。

エイダが内包する死徒の力はサーヴァントの力と相容れず、彼女はその存在を維持できなくなっていた。  『 復讐を遂げるまでは消滅したくない   』   という気持ちだけではなく、根底には 『 このまま永遠に父と一緒にいたい   』    という願いもあった。これに並行世界から手に入れた未知の技術を使って何かを作りたい、という科学者としてのサガが加わって、 それら全ての想いが結実したものこそ吸血機人である。機人の完成前にエイダは消滅してしまったが、自己の分身である人工知能が必ずややり遂げてくれると確信、彼女は、安らかに消えていった…。

自由への渇望
機体内部に閉じ込められ動力源にされた吸血鬼ルスヴンは、機人の頭脳たる人工知能Adaに逆らい、戒めを解いて外へ出ようと暴れ出す。しかし機械の力に完全に抑え込まれ、どうあっても脱出は不可能な状態であった。しかしその自由への渇望は狂気の吸血衝動となって機体を突き動かし、制御不能の暴走状態を生み出す。結果として多数の古読市民が犠牲となり、他参戦者や警察機構の標的となってしまうのである。

…エイダの知をもってしても、自由を求める精神を縛りつけることはできないのか。  

魔術・奥義

森羅解析機関Adaアナライティカル・ユニヴァース・エンジン・エイダ
ランク:B 種別:超常機械 レンジ:1 最大捕捉:自己

エイダ=ラブレスの分身にして吸血機人の本体であるゼタFLOPS級擬似霊子コンピューター。 人工知能Adaが宿り、収集した情報を元に自己進化を重ねる。ベースは宝具であったが、様々な機器と融合し既に別の存在と成り果てている。

英霊と相反する死徒の力を父に与えられ、その矛盾により徐々に存在を維持できなくなったエイダは、 消滅前に自身が持つ宝具・バベッジ解析機関と平行世界から偶然入手したハイテクノロジー(蒸気機械)を融合。 それに自己の人格を複製した人工知能プログラムを入力して、超電子頭脳たる 『 森羅解析機関Ada   』   を完成させ力尽きる。
主無き後にその想いを継ぎ、ルスヴン卿を捕獲したAdaはそれを動力源にして自己の機体を改造し、 吸血機人を作り上げたのだった。

動力はバンパイア・スチームと平行世界から入手した燃素(フロギストン)だが、さらにそれを維持する為に血液が必要となる。 演算力においてはヘルメス(オシリスの砂のゴーレム)には及ばないが、 それでも森羅万象の解析を謳うだけあり、現代の技術はおろか地球上に存在しないはずである 平行世界の技術をシミュレートし、再現できる程の性能を獲得した。

ところが世界中の電脳魔術師や電子生命体、霊子コンピューターがAdaの存在と脅威に気づき、 一斉に攻撃を仕掛けた事で、その演算能力の大部分を防御に回さざるを得なくなり、 超絶機能の殆どが使用できなくなってしまった。おまけにその隙をついて内部のルスヴンことバイロンが反抗し、圧力異常を起こしたバンパイア・スチームが 吸血機人を暴走をさせてしまう。

神代終焉・蒸気大革命
ランク:A++ 種別:特殊能力 レンジ:1 最大捕捉:自己

吸血機人は強力な対神属性を持ち、神話を起源とする神や英雄の攻撃を十分の一以下に減少させ、神性スキルを持つ相手に倍化ダメージを与える。また彼らの持つスキルや宝具の持つ効果を失わせる。人間の魔術師の使用する神話や伝説を再現する類の魔術もほぼ、無効化される。

蒸気機関の登場は工業化社会をもたらし、産業革命の原動力となった。科学文明の象徴たる蒸気の力は人類の輝かしい未来を約束し、旧世界の遺物迷信たる神々に引導を渡すのである。吸血鬼という、それこそ一般に科学的でないと認知されているモノを動力源に使用している事については、Adaによる 『 この吸血鬼は人類の変質した生物学上の存在 』 という情報操作を行い、世界に誤認させる事でクリアしている。
人代終焉・死徒新生
ランク:A++ 種別:特殊能力 レンジ:1 最大捕捉:自己

すべての死徒が保有する 『 人類史の否定 &』 の力がAdaによって強化されたもの。神代以後に歩んできた歴史、すなわち人類史の肯定者である英霊・サーヴァントの宝具やスキルの効果、またその加護を失わせる。この能力は当然それら概念上の力に対してのみ発揮されるものなので、現実にある技術などには効果がない。またサーヴァントであっても、人類史の肯定とは無縁な人外種族(UMAとか)などにも同様に効果はない。

創作上の吸血鬼でありながら、そのモデルとなったバイロンが実際に死徒だった(という設定)為に得た力。本来、この力の発現はサーヴァントであるバイロン自身の存在をも否定してしまうものであるが、彼が人類と異種である吸血鬼のサーヴァント・ルスヴンへと変貌した事でこの影響を回避している。

神代の神や英雄の力を 『 神代終焉・蒸気大革命 』 で跳ね除け、それ以後の偉人・傑物の力を 『 人代終焉・死徒新生 』 で寄せつけず、一見すると無敵にも思える。しかし神話や歴史による裏打ちのない超能力寄りの攻撃には抗し得ず、また同じ吸血鬼・死徒の攻撃も素通しである。そもそもスキルや宝具を使わなくとも、高いステータスによる力押しで倒せるような神・英雄もいるだろう。

投稿者・コメント

国巣
生前のエイダが科学者でもあった、という事から考えついた吸血鬼ロボット。フフ、スチームパンクとは珍しかろう…と思ったら他製作者さんのそれっぽいサーヴァントが他にも!シンクロニシティ!

サーヴァントと言ってもただの強い使い魔…戦いの駒ではなく、ひとつの人生を全うした我々の先輩であるはず。彼らを中心とした人間ドラマを作ってみよう…と思ったのだが完全に盛り過ぎた上に、変なロボットまで。どうしてこうなった。親子の確執に巻き込まれた周囲は迷惑極まりない。参麓救援チームどころか攻撃チームである(ゴメンネ参麓さん)

  《セリフ一覧》
 『 なんとも優雅に欠ける無骨な姿で恐縮ですが、改めましてこんにちわ。生まれ変わったエイダ=ラブレスです。 』   
 『 お父様に用意しました新しい寝床、吸血鬼の祖に相応しい頑強な鉄の棺ですわ。気に入っていただけました? 』   
 『 もう、どこにも行かないでね。永遠に一緒よ…お父様…。   』   。
 『 どうして私から離れてゆくの!逃がさない、絶対に逃がしてなるものか!認めない、私を苦しめる自由など!! 』   
 『 落ち着いテ計算すルのよ。万象は我ガ掌中に。天地は我が知と意のマまに。ああ、ダメ…カオスが、私を侵しテゆく…。 』